ファン待望の人気アニメ最新劇場版『コードギアス 亡国のアキト』第3章「輝くもの天より堕つ」の初日舞台挨拶が2日、新宿バルト9で行われた。日向アキト役の入野自由、レイラ・マルカル役の坂本真綾、シン・ヒュウガ・シャイング役の松風雅也の人気声優陣に加え、サンライズの河口佳高プロデューサー、赤根和樹監督が登壇した。

♦︎日程:5月2日(土)
♦︎会場:新宿バルト9
♦︎登壇者:入野自由(アキト役)、坂本真綾(レイラ役)、松風雅也(シン役)、河口佳高(サンライズ・プロデューサー)、赤根和樹監督

冒頭から松風が「レイラ・マルカル役の坂本真綾です」とおなじみのギャグを披露し、「本人がいるから言わないようにしてたんですが、緊張して言っちゃいました(笑)」と会場を沸かせた。河口プロデューサーは第2章から1年半以上間が空いてしまったことに「第2章のあとに、第3章早くやると言っておきながらも、随分お待たせしてしまいました。第3章以降の盛り上げをしっかりやるためにお時間をいただいたことと、第4章も一気に観ていただきたいと思い、こういう形で上映させていただくことになりました」とファンへ謝罪し、次回作への期待感を煽った。
本作について入野は「3章ではアクションは少なめで、キャラクターの内面や関係性について掘り下げたストーリー。地味にみえるかもしれませんが、相当重要な話になっています。台詞のすべてに意味があるので、とても楽しめる作品に仕上がっていると思います」と見逃せないエピソードだと語った。坂本は「いままでシリアスなシーンが多かったんですが、レイラと主要キャラクターの親睦が深まった話になってます。レイラの意外な一面(不器用さなど)とか、描かれていなかったシーンも想像させるようなところも面白いと思います」と笑顔を浮かべた。
また、本作のポイントとして赤根監督は「アキトは今まで取り付かれたように戦ってきたが、みんなとコミュニケーションがとれるようになってきて、アキトがどう変わっていくか。アキトが(前2作より)少し笑えるようになったということを自分なりに表現しているつもりです。レイラとの関係性もどうなっていくかも楽しみに観ていただければと思います」と本作の見所を語った。
最後に重大発表があることに、松風は「それですよ!なによみんな上っ面な話ばっかりして(笑)」とファンの爆笑を誘い、河口プロデューサーが「実はですね、ストーリーがボリュームUPしまして。全4章とお伝えしておりましたが、第5章を制作することが決定いたしました(2015年秋上映予定)。クライマックスがだいぶ派手になってきておりますので、このまま応援していただけるとありがたいです」とファンにはたまらない発表となった。

映画『コードギアス 亡国のアキト』第3章「輝くもの天より堕つ」は新宿バルト9、シネマサンシャイン池袋ほか全国公開中!
第4章 「憎しみの記憶から」 2015年7月4日劇場上映!
最終章 「愛シキモノタチヘ」(2015年秋上映予定)制作決定!

(Report:小宮駿貴)