三池崇史監督、市原隼人主演の映画『極道大戦争』が6月20日(土)に公開いたします。公開を記念して本作の劇中に登場する俳優・でんでんが演じる酒場の大将を主演にしたスピンオフアニメ「極道酒場でんでん 〜極道大戦争外伝〜」の配信が決定!配信に先立ち、でんでんによる生アフレコ収録イベントを実施いたしました!

今回が初となるアニメアフレコ挑戦ということで、若干緊張の表情を見せながらも、本番では流石の名演技で映画さながらの渋い声を披露する中、制作スタッフからの「次は大人っぽく、且つおどけた声で」、「アドリブを入れてみて」とたたみかけるスタッフの要望に対して、「テンションが上がりきらないとなかなかアドリブは出てこないんだよなあ」と考えつつ、照れ笑いを見せながら「今回はパスで。勘弁してください!」と、笑いを誘いました。

アフレコ収録後に「本当にこんな出来ですみませんでした」と語ったでんでんは、その後の囲み取材では集まった報道陣からの質問に対しても、終始独特の“でんでん節”で返答。『極道大戦争』で主演を務める市原隼人さんとのエピソードでは「初めて会ったときに、市原さんだと気付かなくて、すごく威勢のいい礼儀正しいエキストラだなって思った (笑)」と冗談も飛び出し、大盛り上がりのまま、イベントは終了いたしました。以下、でんでんさんのコメントになります。

【日程】 4月13日(月)【会場】 NTTメディアラボ 【登壇者】でんでん 、KAERUくん(着ぐるみ)

■でんでん【伝説のヤクザヴァンパイア・組長神浦の秘密を知る居酒屋の店主/法眼役】
(初めてのアニメのアフレコで、自身のキャラクターに声をあてることへの意気込み)
今日はこんな天気で、足腰の悪い中ようこそいらっしゃいました…。つまんないこと言ってすみません。初主演で、初アニメで、初アフレコという初物づくしで、貴重な体験をさせていただいて、ただただ日活さんには頭が下がる一方です。…少しも笑いが起きませんね。申し訳ないです。大丈夫です、そういうの耐えてきていますから。

(初アフレコということで、オファーを受けた時、どう思われましたか?)
上手くいくか、いかないかは別として、なんでもやってみようと思って、話も本当に面白いので、この後の収録が楽しみです。

(自身をモデルにしたキャラクターがアニメになると聞かれた際、どう思ったか?)
似顔絵は自分でも描くんです。このキャラクターは三割増しで男前に書いてくれるけど、自分に似てるし、良いイラストだと思います。100点満点中90点はあげられると思いますが、お金出して買おうとは思いません。今の冗談ですが(笑)。このイラストを見る限りでも、僕が女性にモテないのが分かりますよね。

(今後もオファーがあれば挑戦していきたいですか?)
その心配はありません。オファーの期待はしておりません (笑)

(三池監督とはドラマでご一緒して以来とのことですが、久々に一緒に仕事をした印象は?)
ドラマの「QP」の時かな、聞き取りづらいセリフ回しに対して、三池監督はその芝居を面白がってくれて、「いいよいいよ、テロップ入れれば大丈夫」って答えてくれたんです。その時に「この監督は面白い人だな」と。あとは、三池監督は人をのせるのが上手いんですよ。監督にのせられると、こっちは子供みたいにおだてられて気持ちよくなっちゃうんです。

(主演の市原隼人さんとの撮影エピソードは?)
初めて会ったときに、市原さんだと気付かなくて、すごく威勢のいい礼儀正しいエキストラだなって思ったことがありまして(笑)。僕はセリフ覚えが悪くて、いつも現場で自主練をしているんですが、練習に一番付き合ってくれたのが市原さんでしたね、すごく感謝しています。(掛け合いの練習を)一回やって「もういいよ、市原君ありがとう」って言って、別の場所でまた自主練をやっていると、また市原君は立ち上がって練習に付き合ってくれるんです。

(これから外伝アニメと、映画『極道大戦争』をご覧になる方へ一言)
映画とでんでん、引き続き応援よろしくお願いいたします。面白いから、とりあえず一回観てみてください!そしたら人に話したくなるから。