4月12日(日)、朝日カルチャーセンター新宿教室の協力のもと、グザヴィエ・ドラン監督最新作『Mommy/マミー』の特別先行観賞会並びに、日本算命学協会代表でありエッセイストの中森じゅあん先生による「自分の心を知るレッスン」イベントが開催されました。

昨年カンヌ国際映画祭において審査員特別賞を受賞し、審査員長のジェーン・カンピオン監督からも絶賛された“エキサイティングな新世代”、グザヴィエ・ドラン監督最新作『Mommy/マミー』。
「母と子」の深い愛情と葛藤をエモーショナルに描くこの作品は、子を持つ親世代から若い層に至るまで、広い範囲で非常に高い注目を集める話題作です。

本イベントでは、作品鑑賞後に中森先生による「自分の心を知るレッスン」が開催されました。
中森先生はまず、今回のセミナーの意図を以下のように涙ながらに語りました。

「この映画は今私たちに必要な心を見せてくれる作品だから、とにかく観て欲しい。
観てもらうことで「気づき」が起こるのではないか、と思ったから、まずみなさんに作品を観ていただいたのです。「気づき」というのはとても大切です。
私達の意識・心が全ての現実を作っているからこそ、それを認めること、自分を受け入れ認めること・愛することが大事だと思うのです 」。

中森先生のお言葉を受けて、セミナーでは映画『Mommy/マミー』を観て、「自分自身がどのようなことを感じたか、どんな「気づき」を得たか」をテーマにトークが進みました。
また、セミナーでは参加者と中森先生の意見交換の時間も設けられ、各々の「気付き」を伝え合う素晴らしい時間の共有となりました。

今回の先行観賞会&中森先生のセミナーに参加した参加者は、「自分も心を開放したいと思っていることに気づいた」「自分の将来のビジョンが見えてきた」と様々な気づきを得ることができたようでした。

最後に中森先生が、『Mommy/マミー』のエンディング曲である「Born to be die」(ラナ・デル・レイ)を分かりやすい訳で朗読し、会場は涙に包まれ、幕を閉じました。

『Mommy/マミー』は、4月25日(土)より
新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、
109シネマズ二子玉川(New Open) 、センチュリーシネマ、シネ・リーブル梅田、
シネマート心斎橋、京都シネマ、シネツイン ほかにて全国順次公開です。

【参加者の声】
・男の子の母親への想いと、母親の息子への想いをこれほど細やかに描いた作品に
初めて出会えました。人生とは心配と笑いと希望と愛とを隠したり、
表に出したりの連続だと改めて感じました。(41歳 シングルマザー)

・人が生きていく上で一番大切なものは「愛」なんだと改めて強く感じた。
とても切なくて、強くて、勇気をもらえる映画でした。(35歳 会社員)

・中森じゅあん先生の「亡くなる前に伝えたいことがあるでしょう?」というメッセージが、
まさに「Mommy」に言われているようで、心に響いた。 (35歳 男性)

・個を大切に、真剣に今を生きていく。
今の気持ちにわたしの表現力が追いつきません。(43歳 女性)

【中森じゅあん先生よりコメント】
私は『Mommy/マミー』を2回観ました。そして年齢、性別、立場、状況を問わず、
できるだけ多くの方に、ぜひ、早くみていただきたいと願った理由は主に2つあります。

1つは、この映画が見る人の心の奥底にゆさぶりをかける(かけ続けてくれる)
稀有なる力を持っていることに感動したからです。

2つめは、この映画が「自分自身の心を深く観る」という最も重要なことに役立つよき
「鏡」になってくれると感じたからです。

この映画の最善の見方は、リラックスして、今ありのままのご自分のハートとボディとスピリットを、
ただ「感じること」に「開いて」いただくだけです。