本作の公開に先立ち、昨日1月19日(月) TOHOシネマズ上田にて、主演の三浦貴大さん、森谷雄監督、
原作者・長岡秀貴さん(認定NPO法人 侍学園 スクオーラ今人 理事長)登壇の凱旋プレミア試写会を実施いたしました。

長野県上田市は、豊かな自然や街並み、そして地域全体が撮影に協力的であることから、大正時代から現在まで映画業界からの信頼が厚く、黒澤明監督や今村昌平監督などの撮影が行われ、名画を生み出してきたロケ地としても知られている。
そんな長い歴史の中で、上田が舞台の実話で、オールロケを敢行したのは『サムライフ』が初めて。
地元の方々の協力を得て完成した『サムライフ』の初一般お披露目となる今回のプレミア上映会には、母袋上田市長も駆けつけ、作品に対する愛情を感じる、熱気に包まれたイベントとなりました。

【長野凱旋プレミア舞台挨拶概要】

日程:1月19日(月)19:00〜19:30(上映前 舞台挨拶)
場所:TOHOシネマズ上田 スクリーン2(1F) 上田市天神3−5−1 アリオ上田内
登壇:三浦貴大(29)、長岡秀貴(41)、森谷雄監督(48) MC:松山三四六(44) ※ゲスト:母袋創一(もたいそういち) 上田市長(62)
■阿部長野県知事表敬訪問 同日13:00〜13:15 長野県庁にて

【イベント内容】
雪が吹雪くあいにくの天気模様にも関わらず、『サムライフ』長野凱旋プレミアは満席でスタート。
『サムライフ』にも出演しており、本作にエキストラ出演する長野のご当地スター、松山三四六がMCとして勢いよく登壇すると、客席からは歓声が巻き起こった。

三浦貴大は冒頭の挨拶で「今日は、撮影地であり物語の舞台である長野県上田で、上田のみなさんに凱旋上映という形で観ていただくことができて本当に嬉しい。」と
感無量の面持ち。また、本作品で長年のプロデューサー業から一転、初監督を務めた森谷雄監督は、「構想から7年を費やして完成したこの作品が、全国に先駆けて、
上田の地で観てもらえることは非常にうれしい。原作の長岡さんに、『自分の話が映画になるなんて青写真になかった夢のような話だから、
森谷さんも(監督をやるという)夢を叶えてください!』と言われ、その言葉に突き動かされて監督として映画化することを決意した」と、作品誕生の秘話を明かした。
原作の長岡秀貴氏は、慣れない舞台挨拶に、場違いな感じと言いつつも「10年前に過ごしたことを監督が映画にしてくれて、三浦さんが演じてくれて、
上田のみなさんの協力があって完成した作品。故郷に少しでも恩返しできればという気持ちがあります。この作品を観て、もっとこの街が好きになってくれれば嬉しい」と語った。

そんな上田市にゆかりの深い『サムライフ』の凱旋プレミア上映を祝し、母袋創一上田市長がサプライズで駆けつけ、
主演の三浦に花束と、撮影中に気に入って5つも食べたという三浦お気に入りの「たいやき」を持って登場。三浦は思わぬサプライズに驚きつつも、
久しぶりの思いでの味に満面の笑みを浮かべた。母袋市長は「上田市民にとっても、これから全国で公開して観ていく方にも、長く愛される映画になって欲しい」と
エールを送った。

最後に、主演の三浦貴大は、「撮影時には、ご迷惑をかけたのに上田市民の方々には『頑張ってね』といつも励まされました。
まずは、上田のみなさんに愛されなくてはいけない作品。実在の、ましてや存命の人物を演じるのは大変でしたが、役者をやるなかで大切な作品になりました。
多くの人に観ていただきたい映画です。」原作者・長岡秀貴氏は「この物語は、人と人とのつながりから起きた奇跡の物語です。
そして、この作品をみてそれを体験してほしいと思います。この作品からたくさんの人の笑顔が生まれることを願います。」森谷監督も「記念すべき初監督作品が、
この上田で撮れて本当によかったです。元気をもらえる作品になっているので、観た方は周りの方にも元気を分けれもらえればと思います。」と『サムライフ』に対する思いを語った。

また、凱旋プレミア舞台挨拶前には、長野県知事の表敬訪問も行い、三浦貴大と監督、長岡氏と阿部長野県知事が和気あいあいと本作の撮影時の様子を語り合った。