公開を記念して“世界 最速!東・名・阪 先行プレミア上映”と題して先行プレミア上映及び舞台挨拶を実施いたしました。
このイベントは、主演・劇団ひとりと佐久間宣行監督たっての希望により東京・名古屋・大阪の3都市にて開催。
以下、この弾丸ツアーの皮切りとなる満員御礼の東京会場になりました。

尚、『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』では、10月16日に前夜祭、17日には初日舞台挨拶、18日にはファン感謝祭と今後もイベントが目白押しです!
是非、お近くのイベントにご参加下さい。

『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』世界 最速!東・名・阪 先行プレミア上映
 日 時:10月5日(日)10:00〜 舞台挨拶
 会 場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(スクリーン3)
 登壇者:劇団ひとり(37)、佐久間宣行(38)

 
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劇団ひとり(以下、ひとり)
今日は、僕ですら行くの止めようかと思ったくらいの最悪の天候のなか(笑)、
来ていただいてありがとうございます。
みなさんが世界最速のお客さんですから、見終わったらTwitterなどで感想をつぶやいてくださいね。
でも、僕らはみなさんが思っている以上にツイートをチェックしていますから、言葉を選んでつぶやいてください(笑)。

佐久間:
これだけ言ったので、絶対エゴサーチしますからね!

ひとり:
自分がキスを我慢してる姿を観るのはさすがに恥ずかしいものがあるので、
あんまり観たくない気持ちもあったんですけど、観たら素晴らしかったですよ、監督!
かなりスケールアップしてますしね。

佐久間:
そうですね。爆破の量とかもそうですけど、
川島さんは出てくる人が誰か知らないので、序盤に伊藤英明さんが出てきたときの「オレ食われるかも」っていう表情とか、
おぎやはぎやバナナマンのリアクションもすごい良かったですよね。

ひとり:
伊藤さんが出るってことは、俺は今回主役じゃなかったんだ!って思ったんですよ。

佐久間:
伊藤さんは、番組のファンだといろんなところで公言してくれていて、
他の番組で共演の方に「ゴッドタン」のDVDを配ってくれていたんですって。
それをバナナマンの設楽さんが目撃して僕の耳にも入って、オファーしてみたらわざわざスケジュールも調整して受けて下さったんです。

ひとり:
けっこう「ゴッドタン」好きって言って下さる方多いんですよ。
だって、ミスチルの桜井さんもでしょう?

佐久間:
そうなんです。
何年か前に、インタビューで「キス我慢選手権に救われた」って言って下さってたみたいで(笑)。

ひとり:
「キス我慢」がきっかけで作ってる曲とかあるかもしれないよね(笑)。
あと、スポーツ選手も?

佐久間:
巨人の長野選手ですね。
何年か前に、巨人が連敗してチームがへこんでたから、
帰りのバスで「マジ歌選手権」のDVDをかけたら車内の空気が変わって、そこから連戦連勝だったって(笑)!
そのときは、スポーツ・巨人担当から「ゴッドタンのおかげだよ!」って言われました(笑)。

ひとり:
僕は、この作品の取材で、何度も「あれは本当にアドリブなんですか?」って聞かれるんですけど、
自分で言うのもなんですけど、俺も改めてそう思いました(笑)。
あの主役の人すごい(笑)。自分でも「よくこんなセリフ言えるな!」ってびっくりしました。

佐久間:
2日間にわたって撮影しているんですが、
前日の撮影で自分が言ったセリフに翌日の撮影には自分で伏線を張って、
さらにアドリブで自分で回収したりするからこっちも度肝抜かれるんですよ!

ひとり:
もう撮影がおわってるのに、観ててどきどきするもん!
何のプランも無くしゃべりはじめるからちゃんとまとまるのかな?ってどきどきするんだけど、
…ちゃんとまとまるのよ(笑)!
疑われてもしょうがないなっていうぐらい良くできてる(笑)。

佐久間:
あと、前回と比べて進化してるのは、自分はアドリブなのに劇団ひとりが「お前らはどうでるんだ?」と言わんばかりに他のキャストに勝手な絡みを仕掛け始めるところですね。
特に、マキタスポーツとのシーンはそれが表れているので、楽しみにしていて下さい。

ひとり:
あとはカメラワークもみどころですよね。

佐久間:
カメラは、バラエティと映画のスタッフが一緒に撮ってるんんですけど、
一つのシーンで最大15台のカメラを使ったシーンもありますからね。
まず、川島さんがどっちに向いても撮れるように3台、
それにプラスしてそれぞれの役者さんにつけるカメラ数台と、いい角度のカットを撮るカメラ、
来るかわからないけど待機してるカメラ、あとは中継車から僕が直接指示を出して動かせるカメラを2台くらい配置して、取りこぼしがないようにしました。

ひとり:
僕はアドリブなのでどう動くのか誰にもわからないうえに一発撮りなのに「よくこんな映像が撮れたな」って思うくらいよく撮れてるんです。
丁度、『青天の霹靂』の絵コンテを描いていた頃に前作を撮ったので、
場当たりも立ち位置も決めずにこの映像がとれるなら、俺はいったい何の為にこんな作業をしているんだ?ってばからしくなりましたからね(笑)。

■最後にごあいさつ
ひとり:
僕は、テレビシリーズも含めて、はじめて「キス我慢」で“一番やっちゃいけないタブー”を犯してしまったので、
その緊迫した様子も楽しみにしていただきたいと思います。

佐久間:
ご覧いただくと「いったいどうするつもりだったんだろう!?」と思うシーンがたくさんあると思いますので、
是非劇場で観ていただいて、僕らスタッフの「どうしよう!?」という気持ちを共有して、たくさん笑っていただければと思います。