ホラークラシックの伝説のモンスターを新解釈で描いた『アイ・フランケンシュタイン』ですが、この度9月6日の日本公開を記念して「ブサイク芸人改造プロジェクト」と題したトークイベントを実施致しました。
フランケンシュタイン博士が人間の再生を目指して誕生した人造人間が主人公の本作品同様、美を作り上げることで知られる高須クリニック院長、高須克弥氏の監修をもとに、2014年よしもとブサイク芸人ランキング第2位のジャングルポケット斉藤慎二さん、第3位のトンファー山西章博さん、そして元美容師で美にはうるさいジャングルポケットの武山浩三さんの4人が登壇し、「ブサイク芸人改造プロジェクト」を行いました。

【日時】 9月2日(火) 
【場所】ポニーキャニオン(東京都港区虎ノ門) 
【登壇者】高須克弥氏(高須クリニック院長)、斉藤慎二、武山浩三(ジャングルポケット)
山西章博(トンファー) ※敬称略

【イベントレポート】
世界中で愛され続けるフランケンシュタインを現代に“完全復活”させ、迫り来る敵をパワーでねじ伏せる主人公が活躍する『アイ・フランケンシュタイン』。
フランケンシュタイン博士が人間の再生を目指して誕生させた人造人間が主人公の本作品同様、美を作り上げることで知られる高須クリニック院長である高須克弥氏にお願いし、元美容師であるジャングルポケットの武山浩三氏を助手に、2014年よしもとブサイクランキングの栄えある第2位のジャングルポケット斉藤慎二氏、第3位のトンファ—山西章博氏をイケメンランキングにするべく、「君もアイ・フランケンシュタインのようなかっこいい改造人間になれるか?
目指せよしもとイケメンランクイン顔になるための改造プロジェクト」を実施。

高須院長の監修で、武山助手を含む3人の顔を画像処理によってイケメンに変身させ、本人の顔とのビフォーアフター対比させた。
そして施行手術費は、パーツは意外と良いと褒められた斉藤氏が24万円、既にプチ整形を施しているため土台の骨格を変えることを勧められた武山氏が800万円、山西氏は顔面総移植を「実験」してみたいと言われ、本人と修正画像のあまりの違いに場内大笑い。

最後には肉体も改造しないとだめだということで、トンファー山西氏が服を脱がされ、高須院長によって腹の周りをペンで手術施行をするための場所指定され、最後は自ら肉体改造している高須院長の上半身裸のボードに3人が首を乗せの写真撮影を行い、終始笑いの絶えないトークイベントとなった。

【登壇者のコメント】
■高須克弥院長
「ブサイクな人をハンサムや美人にリフォームするのがビジネスなんで、この作品とコラボができてとてもハッピーです」と終始ノリノリ。
トンファーの山西さんについて、「改造前の自身に顔も体型もそっくり」だと話し、彼の整形に関しては顔面総移植手術をやってみたいと興味津々の様子で、映画のPRで出てきたにも関わらず、施術の話になるとマイクを使うのも忘れてしまうほどの熱の入りよう。
極細部まで山西さんの体を分析し、今にもメスを執りそうな勢いだった。
作品については、「ハラハラドキドキするし、ロマンスもある。フランケンシュタインとしては異色で楽しめる映画ですね。不気味ではない、明るいフランケンシュタインです」と絶賛コメントを寄せた。

■武山浩三(ジャングルポケット)
「昨年、目と顎をプチ整形をしたんですけど、うちの相方はキャラが立ってて僕だけ特に何もないから整形担当しかないかなと思ってて。
高須先生は、業界の神様だから今日は本当に楽しみでした!」
と助手として登壇でき、感無量といった様子。
「ただ、整形はやってしまうとそれでおしまいだから、最終的には女の子になるしかなくなりますよね」と弱気発言。
「ホラー映画とかって苦手で、フランケンって怖いってイメージがあったけど、全然そんなことなくて、怖すぎないからデートで女性と観ても盛り上がれるんじゃないかなと思います」と語った。

■斉藤慎二(ジャングルポケット)
「アクションが格好良い映画なんで、イメージキャラクターとして呼んでもらえたのかなと思ったんですけど…」と話したものの、イベント内でイケメン改造の整形後のイメージ写真を見た後、高須院長から24万円程度でイケメンになれると説明され、「ポケットマネーでも全然いけますね!」とノリ気に。
ただ、武山さんの整形に付き添ったといい、その際に「顔のパーツはイケてるから、ブサイクにランキングされている方がおかしい」と言われたと語り、「僕をいじるためにみんな投票してるんだと思います、本当はイケメンだと思ってるんじゃないかな」と言うと、「顔だけじゃなく心がブサイクなんだよ!」と全員から突っ込まれる始末。

作品に関しては、「今までのイメージががらっと変わって何度も観てしまいました!
アクションが好きなんですけど、随所に盛り込まれていて飽きさせない映画ですね!」と映画の魅力を大声で熱弁したことで場内大爆笑。「芸歴8年、ずっと大きな声で話してるだけなので、今回初めてボケてウケました!」とご満悦だった。

■山西章博(トンファ—)
「今までブサイクでイベントとか呼ばれたことなかったんで、ホントただのブサイクだったんですよ。なんの金にもならない不細工は嫌なんです。
どうせブスなんだったら稼げるブスになりたいから、よしもとブサイク芸人1位になりたいですね!」と豊富を語ったものの、一人だけ、イケメン改造ではなくフランケンシュタインの顔面総移植を勧められたことを受け、「総移植した方が面白いんじゃ?」と振られるも、「それじゃ異色芸人どころか移植芸人ですね!」と高須先生からツッコまれ、ブサイクでてっぺんを取りたいと、手術にはあまり乗り気ではないようだった。