この度、綾野剛主演作である『そこのみにて光輝く』が、世界四大映画祭の一つであるモントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門へ出品し、本作が見事、グランプリに次ぐ最優秀監督賞を受賞いたしました!

<呉美保監督>
賞の名前は「監督賞」という名前ですが、ひとりでとれるものではなくて、みんなの力があってこそのものだと思います。みんなでここまでこれたし、本当に良かったなと思います。この映画の原作を書かれた作家・佐藤泰志さんは芥川賞候補に何度もノミネートしながらも賞に恵まれず、不遇の死をとげました。この賞を獲得し佐藤さんが報われたかなと感じています。佐藤泰志さんにおめでとうございます!!

<綾野剛さん コメント>
風が吹いたなって感じです。佐藤泰志さんに届けられたかなと思います。この監督賞をきかっけに日本でも多くの人に届くことを願っています。国と文化を超えてコミュニケーションをとれた実感があり、映画は改めて世界共通語だと思いました。

<池脇千鶴さん コメント>
がらにもなく興奮してしまいました。監督すごくがんばったと思うのでいいご褒美ですね。私もすごく嬉しいです。