タレントとしての活躍の一方、現代における怪談の“語り部”として絶大な人気を誇る稲川淳二。自身のツイッターでのフォロワーは23万人を数え、毎年夏に行っているライブ公演「怪談ツアー」は通算22年目、通算公演回数は540公演、観客動員数は約44万人にも達し、公演で語られた“怪談”は406話にもなります。

その稲川淳二の怪談をパチンコ用映像にするための撮影中にとんでもない事が起こり、撮影現場の一部始終を撮ったメイキングには驚愕の映像が映し出されていた…。

そのメイキング映像を映画化した『劇場版 稲川怪談 かたりべ』が、ローソンHMVエンタテイメント・松竹メディア事業部の共同配給にて、9月20日(土)より全国公開となります。

この度、日本青年館で行われました「稲川淳二 怪談ツアー」に、昨日8月21日に67回目の誕生日を迎えた稲川淳二をお祝いするために、本作のプロデューサー清水崇が駆けつけました。

清水さんから稲川さんへ花束贈呈のあと、二人でフリートークに花を咲かせていると、怪奇現象よろしく、突然『劇場版 稲川怪談 かたりべ』の予告編が流れて、会場は爆笑の渦に。
その後、気を取り直して映画について二人が語り出すと、会場のお客さんは怪談同様に興味津々で聞き入っていました。
最後には、稲川さんのために造られたかのようなネーミングの「かたりべ」というお酒を清水さんからプレゼントされ、ご満悦の稲川さんでした。

【トーク内容】

清水:お誕生日おめでとうございます。

稲川:お忙しいのに、ありがとうございます。この方は本当に気持ちの良い、気の大きい方なんですよ。

清水:実は今日、会場でいっしょに怪談を聞いていました。

稲川:いや〜今日はなんか変だなと思ったんですよ(笑)。

清水:いろいろと取材されて怪談としてお話されるのは、凄く気の遣う仕事で大変ですね。僕なんかは絵空事を仕事にしているので…

稲川:イメージ世界を作れる人のほうが凄いですよ!

清水:いつもは監督をしているのですが、今回は『劇場版 稲川怪談 かたりべ』という映画で、稲川さんを主役に、僕はプロデューサーをさせていただいています。

稲川:不思議な映画なんですよ。私もストーリーをよくわかっていないんです(笑)。
自分で自分を演じていて、撮影中は次元を超えてしまったかのような感覚だったんです。

清水:二人とも初めてニコニコ生放送に出演したときに、その場で稲川さんにオファーをさせていただいて許可をいただき、大畑創が監督をして映画化になったんです。
そこで実は、映画にもちなんだ誕生日プレゼントをお持ちしたんです。
「かたりべ」というお酒を見つけまして…稲川さんにピッタリだと思いませんか?
体を壊さない程度に飲んでください。

稲川:ありがとございます!この歳までやってこれたのは応援してくださる皆さんがいてくれたお蔭です。こうして清水さんも駆けつけてくれて、本当に幸せです。