映画『思い出のマーニー』完成披露試写会、舞台挨拶「やっと実感することが出来た」有村架純、涙。
7月2日、東京国際フォーラム ホールCにて7月19日公開の映画『思い出のマーニー』の舞台挨拶が行われた。
本作はさびしさのさきにある、かけがえのない宝物をみつけた少女たちの物語。
心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった。
主題歌はL.A.を拠点に置くシンガー・ソングライターのプリシラ・アーンが歌う「Fine On The Outside」
舞台挨拶は、彼女のライブからスタートし、会場は多いに歓喜した。
夏ということで、浴衣を身に纏い、9年前に自身の中学生時代を想い完成させていたこの楽曲を披露。
この曲はジブリ初の全般英語詩のままの主題歌であり、ジブリの伝統を踏襲しつつ、ジブリにない才能と共に、新たなスタジオジブリ作品がここに誕生した。
今まであまり実感が湧いていなかったという、有村は「やっと今、実感することができました。杏奈役が高月さんで良かったです。」と感極まり涙ながらに語った。
初ダブル主演の高月と有村は、アフレコの際、裸足で収録したという。「家にいるようにリラックス出来たが足の裏が真っ黒になりました。」と楽しい思い出を振り返った。
「全てを知った上で、もう一度観ていただくと違う角度からまた楽しめると思います。また観てください。なんちゃって。」と最後まで謙虚な米林監督の挨拶で舞台挨拶は締めくくられた。
(Report:浜野真里)