土屋ガロン(狩撫麻礼)&嶺岸信明による日本のコミックを韓国に続いて、ハリウッドで再び映画化した『オールド・ボーイ』が6月28日(土)より全国公開となります。公開に先駆けて「懸賞監禁生活」経験者の、なすびさんをゲストにトークショーイベントを実施いたしました。

【日時】6月25日(水)18:30〜 
【場所】月島 ブロードメディア・スタジオ試写室 (中央区月島1-14-7 旭倉庫2F)
【ゲスト】なすび(役者)  
MC:八雲ふみね

 6月28日(土)より公開となる映画『オールド・ボーイ』(ブロードメディア・スタジオ配給、スパイク・リー監督)の公開記念試写会が都内で行われ、20年間監禁された男が主人公の復讐映画にちなみ、自身も監禁された経験のあるタレントのなすび(38)がゲストとして主人公と同じくスーツ姿で登壇した。

 TV番組の企画で経験した自身の監禁生活について尋ねられると「映画では20年監禁されるが、食事も出てきてTVも観られるなんて、恵まれているなと思いました。僕はハガキを書きすぎて懸賞生活で“腱鞘炎”になりました・・・」と、苦い思い出を披露し、会場の来場者たちを笑わせた。
 また、下界からの“監禁”というところでエベレスト登頂に挑んだが残念な結果に終わった件については、「また挑戦したい気持ちはあるが、命がけだから簡単には言えない。でも福島出身者として被災地に夢と希望を届けたいという気持ちはあります」と珍しく真剣に語り、映画同様リベンジを誓っていた。

  映画について感想を求められると「監禁経験者として、普通の人とは違う目線で観てしまうところがあるが、監禁という言葉をキーワードに伏線が張られ、謎が次々に明らかになるところはとても面白い。ネタバレだから言えないけど、ラストは僕はすごく共感しました」と絶賛。退場時には試写室から出ようとすると鍵が閉まってドアが開かないというハプニングが!映画になぞらえ「また監禁されるのかと思った。では皆さんこれから20年間よろしくお願いします」と笑いを誘った。