4月26日(土)<よい風呂の日>に全国434スクリーンで公開され、現在、大ヒット上映中の『テルマエ・ロマエⅡ』。
  この度、本作にて古代ローマ皇帝の側近“アントニヌス”を演じた宍戸開が、本日5月18日(日)、等々力陸上競技場(川崎市)で開催されたJリーグ J1第14節 川崎フロンターレ VS 横浜F・マリノス戦の始球式を行いました。実は『テルマエ・ロマエ』と川崎フロンターレは“フロンターレ”の「フロ(風呂)」にちなみ、2年前からコラボレーションを行って参りました。特に始球式は2年前も宍戸開により行われ、2年ぶり2度目の登場。同一人物による始球式は川崎フロンターレ史上初となりました。

  宍戸は劇中衣装“トーガ”をまとってピッチに登場。役になり切り「私、古代ローマからやって参りました、アントニヌス・ピウスです」と挨拶をすると、満席のスタンドからは大歓声があがりました。「2年前、風間監督が就任した時にも参りましたが、それからフロンターレはみるみる“濃い”チームになりました」とフロンターレを絶賛。その後、懐から手紙を取り出し「古代ローマから電報が届きました。大久保選手、ワールドカップへの出場、おめでとう。ぜひとも、ゴールを決めておくれ。ハドリアヌスより」と、『テルマエ・ロマエⅡ』に登場する古代ローマ皇帝ハドリアヌス(劇中では市村正親が演じる)からの電報を披露しました。その後も「皇帝からのお願いは絶対です。熱く、濃く、濃厚な試合を期待してます!」とW杯ブラジル大会日本代表に選出された大久保嘉人選手と、両チームへエールを贈ると、会場のサポーターたちの熱狂はピークに達し「シ・シ・ド・カイ!」のコールが沸き起こりました。スタンドには簡易風呂に浸かって応援する熱狂的なサポーターも登場。宍戸は彼らに水をかけるパフォーマンスも行いました。

  宍戸は、川崎フロンターレのマスコットキャラクター・ふろん太が守るゴールから始球式ゴールを見事に決め、その後、川崎キャプテン・中村憲剛選手と横浜キャプテン・中村俊輔選手にそれぞれ、風呂桶と手ぬぐいを贈呈しました。

宍戸開の始球式後のコメント
始球式を2回やらせていただけるのは史上初と聞き、驚きつつも光栄に思っております。これも『テルマエ・ロマエⅡ』が大ヒットしているからなのかなとありがたいです。今日は晴天で前回以上に気持ちが上がりましたが、何よりもサポーターの皆さんの熱がすごかったですね。ピッチに立ち、あれだけの人数に囲まれると本当に気持ちがよかったのですが、同時に、選手の皆さんはこの熱気の中でプレイをして実力を出すのは相当難しいだろうなと実感しました。ブラジルワールドカップの日本代表として大久保嘉人選手と斎藤学選手の出場が決まりましたが、2人は相当のプレッシャーだと思います。どうぞワールドカップへ行く前の息抜きに『テルマエ・ロマエⅡ』をみてリラックスしてもらい、勝利と共に戻ってきた暁には、スーパー銭湯など豪華なお風呂に思いきり浸かって癒されてください!

  なお『テルマエ・ロマエⅡ』は、5月17日(土)までの公開22日間で、観客動員261万人、興行収入33億6000万円を突破しました。