5月17日(土)、山田孝之、綾野剛、菅田将暉、門脇麦、高橋メアリージュン、崎本大海、やべきょうすけ、山口雅俊監督を迎え、舞台挨拶を行いました。
 舞台挨拶ではキャストがフリップにて“クズエピソード”を披露。
 菅田は「理科の授業中、持っていたピンセットをコンセントに刺した」エピソードを披露すると、山田も同じ経験があると告白。他キャストの“クズエピソード”も「(過去に)電気を浴びてますね」と断定していました。
 綾野は「人が痛がっているのを見ると笑える」と小学生の頃のエピソードを笑いを抑えきれずに披露。山田さんは「今日朝4時まで飲んでました」と披露し「今後も直す気はない」と断言し、「舞台挨拶直前のお酒を我慢した」という告白に会場から拍手が上がった。
 「舞台挨拶があるのに朝まで飲んでいた山田君が1番クズだ」という監督に、「絶対に一番のクズは(嗅いじゃいけないなって匂いを嗅いでしまう「匂いフェチ」の)崎本君だと思う」と綾野は異論を立つつ、「そんな崎本君が好きだよ」という発言に会場全体が盛り上がりを見せました。

◆日程:5月17日(土)
◆場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン7
◆登壇予定:山田孝之 綾野剛 菅田将暉 門脇麦 高橋メアリージュン
       崎本大海 やべきょうすけ 山口雅俊監督
       
登壇者コメント
山田孝之:
本日はお昼から、こんな夜向きの映画を選んでいただきありがとうございます。本作はTVドラマのスピード感と、映画の重厚感がうまくミックスされていると思います。出てくるのはクズばっかりなんですけど、俳優としては最高にかっこいいです。個性が強いんだけど、みんな印象に残って、見終わったあとにいろんな人の顔が浮かんでくると思います。精神的にきつくなるようなシーンもあるんですけれども、笑えるところは笑ってもらって、それを大事に生きて言って頂ければと思います。
綾野剛:
作品の中でウシジマくんはいろんな意味で最強です。戌亥とウシジマは利害関係もあり、いつでも裏切れるという信頼関係を持っています。何かしら感じるものがあると思うので、そこを感じて頂ければと思います。
菅田将暉:
(菅田が演じた)マサルは人ごとに思えないな、と思って頂けるように演じていました。中尾さん演じる相沢と、ずーっとバカみたいなことやってるんで、是非見て頂ければと思います。
門脇麦:
胸が痛くなるようなシーンもありますが、いろんなことを思って観て頂ける映画だと思います。
高橋メアリージュン:
じとっとしたシーンもありますが笑えるところもたくさんあるので、皆さん我慢せずに思いっ切り笑って観てください!
崎本大海:
クズクズと言われている人たちがたくさん出てくる映画ですが、皆さんも大小の違いがあれ自分自身の欠片を見つけられるんじゃないかなと。それを見つけることを楽しみに見て頂ければ、ウシジマの世界に浸れるんじゃないかなと思います。
やべきょうすけ:
たくさんのクズが出てきますが、たぶん人ってそんなに強くないと思う。流されてしまってクズになってしまっている人もいて、ひょっとしたらクズにはなっていなかったかもしれない。自分には全く関係ないな、と観るのではなくて、皆さんも流されてしまうこともある思う。この映画がを見て、お金もそうですが流されて行かないといいなと思っています。
山口監督:
皆さんに支えられて作って来て、「Part2」までこぎつける事が出来ました。今回から参加して頂いているクズ役のみなさんが最高得点の芝居をやった奇跡の作品です。