累計800万部突破の真鍋昌平の原作コミックをリアルに実写化し、深夜ドラマから映画へと展開した前シリーズから2年。ドラマ&映画で「闇金ウシジマくん」が帰ってきました!! 
  命がけのスリル、バイオレンス、特濃の人間ドラマ。すべてがハンパなくスケールアップ。究極の“ウシジマ・ワールド”が、5月16日(金)より映画「闇金ウシジマくんPart2」として全国公開致します!
  
  公開に先駆けまして、本日5月9日(金)、主演の山田孝之が特別試写会の舞台挨拶に登壇。シークレットゲストとして、やべきょうすけ 山口雅俊監督も登場いたしました。
  山田さんに続き、サプライズでやべさんが登場すると、一際大きな拍手と歓声が起こり会場は一気にヒートアップ。ドラマのシーズン1から見続けているという大勢のファンの前で、「ありがたいですね、社長」とやべさん語りかけ、シリーズをともにした3人の絆が感じられる舞台挨拶となりました。

◆日 程:5月9日(金)◆場 所:よみうりホール
◆登壇者:山田孝之 やべきょうすけ 山口雅俊監督

Q:2009年のドラマのシーズン1から映画Part2まで、ここまで長く続けられる理由は?
山田:「ウシジマを演じるときは他の役をやるときと注意することが違う。ウシジマを完成形に近づけていくという、回数を重ねて磨きをかけていける作業なので続けられるのかもしれません。あとは、物事との距離感とかお金の持っている威力っていうテーマをもっと多くの方に伝えなきゃいけないという想いがあります。山口監督の熱意もありますしね」
やべ:「僕がとにかく気を付けているのは、若く見られるようにすること(笑)。実年齢は41歳だけど、山田くんと同級生の設定なので(笑)」
監督:「山田くんがウシジマをやることによって、今回みたいに綾野さん、菅田くん、窪田くん、柳楽くんのような若い役者たちが『闇金ウシジマくん』に挑戦したいと言ってくれる。そういうことがあるとシリーズが続いていくんだと思います」

Q:今回、本当に飛ぶ鳥を落とす勢いの若手俳優さんたちがそろっていますが、現場はいかがでしたか?
やべ:実は債務者役の方とのシーンは少なくて、監督は台本にあるものをさらに膨らませて撮っていくので、彼らがどうやって撮影して、キャラクターを作り上げてきているかは分からないんですよ。だから実際に一緒にやるときはお互いにかなり緊張感がありました」
山田:「僕も試写で完成したものを観て、皆こんな面白い芝居してたんだと知りました。現場ではいつもカウカウのメンバーとご飯何食べるかって話してましたね(笑)」

Q:シリーズを重ねるうちに見えてきた、お互いの意外な一面、印象は?
やべ:「プライベートの話ですけど、山田くんは本当にマメ。よく食事に誘ってくれるし、お店調べて予約もしてくれたりします」
山田:「やべさんはお酒の席でもいつもチャーミングですよ。どうチャーミングかは、ここではとても言えませんが(笑)」
監督:「お二人には、放送できるかどうかも危うかった深夜ドラマのときから一緒に頑張ってもらっていて、いつも感謝しかないですよ」

Q:最後に映画の見どころをお願いします。
監督:「一番好きなシーンは、いろいろな問題や事件がおきた起きたあと、最後にカウカウの3人が日常に戻るところ。これからもこうやって続いていくのかなって思います」
やべ:「生きていく上でお金はどうしても必要。お金が人を変えるのか、人がお金の価値を変えていくのか。大きなテーマの中でうごめく様々なキャラクターの姿、世界観を楽しめるのか、すごく苦しい思いをするのか。そこを表現できるのが『闇金ウシジマくん』だと思っています。まだこれから続編もやっていきたいと思っています。テレビで、短髪でひげをたくわえている山田くんを見たら、ウシジマの撮影をしてる最中かもしれませんので、長い目でチェックしていただけたらなと思います」
山田:「疾走感があって笑えるところもあるんですが、欲に溺れる人々を描いた作品なので、いやな気持になるようなシーンもたくさんあります。でもそういうところこそ集中してしっかり観て、自分の胸に傷をつけてもらいたい。今後の自分や周りの人、お金との距離感が学べると思う。フィクションとはいえ、『アイアンマン』とかに比べればリアルで実際どこかで起こっていることなので、自分ならどうするか考えてもらえれば、続ける意味があるのかなと思います」