日本と韓国の恋愛文化の違いをコミカルに織り交ぜながら、切ない恋と国境を越えた友情を描く、映画『ジンクス!!!』。大ヒット映画『君に届け』の熊澤尚人監督と、『おと・な・り』でも監督とコンビを組んだ脚本家まなべゆきこによる完全オリジナルストーリー。企画・製作は『タイヨウのうた』などを手掛けるROBOT。劇中には『きみに読む物語』をはじめ、『エターナル・サンシャイン』、『シザーハンズ』『恋人たちの予感』、『ラブ・アクチュアリー』などの恋愛映画をマネするシーンが満載。恋愛中の人も、そうでない人も、きっと役立つ恋のジンクスが満載!コミカルでロマンチック、そしてちょっぴり切ない、新たなラブストーリーです!!! 
本日、遂に本作の初日を迎え、熊澤尚人監督、出演者の清水くるみ、山崎賢人の登壇する舞台挨拶が行われました。イベント後半には、清水が劇中で演じる事の出来なかった 映画『きみに読む物語』の名シーンを再現するシーンを舞台上で演出しようと、サプライズで立体的な信号と横断歩道のバックパネルが登場。清水は急なサプライズに「私の出来なかったやつだ!」と、驚きを隠せないながらも、笑顔で横断歩道の上に寝転ぶ様子を山崎と共に再現し、会場を盛り上げた。

◆日   程: 11月16日(土)
◆場   所: 新宿バルト9 シアター8
◆登 壇 者 : 熊澤尚人監督、清水くるみ(19)、山崎賢人(19)

【熊澤尚人監督】
自分の作品が韓国で紹介されることが多く、韓国に呼んでいただいて、韓国の文化を知るようになって面白いなと思っていた。日本と韓国のカルチャーギャップをうまく描けたらいいなと思って本作を作りました。清水さん、山崎さんの2人で本当に良かったなと思いました。初めて会って話やお芝居を見た時に、最初から期待して選んだ2人だったので、期待以上によく演じてくれたなと思いました。くるみちゃんは日本語でヒョミンにいっぱい話しかけていて、ヒョミンには日本語になれて欲しかったから良かったです。劇中では僕のお気に入りの映画をお借りさせて頂きました。気に入っていただけたら、最近恋してないお友達に是非進めて頂けたらと思います。
【清水くるみ】
熊澤監督は怖かったです(笑)ヒョミンとしゃべりすぎて、怒られてしまいました。でも相談すると真摯にお答えいただき、わかりやすく演出いただきました。ヒョミンは最初お会いした時は日本語が本当にしゃべれなかったんですが、彼女はすごく努力家で、撮影中は日本語の勉強をしていました。韓国を案内して欲しいと頼んだら「ちょっといろいろ大変です」って言われちゃいました。アイドルですからね!劇中でマネをする、『エターナル・サンシャイン』が好きなんですけど、『きみに読む物語』をやりたかったです。ヒョミンと山崎くんばっかり恋愛映画のマネをしていて、私がやったのは『エターナル・サンシャイン』と『恋人たちの予感』だけなんです!
クリスマスが近いので、彼氏とか気になる人と一緒に観ていただけるといいなと思います。この映画が皆さんの恋愛のジンクスになればいいなと思います!
【山崎賢人】
熊澤監督は、ちゃんと雄介として僕の事を見ていて、演出してくれました。監督から「楓にもっとビビれ」と言われて、恋愛の演出でも「ビビる」って表現するんだなと驚きました。でもとても分りやすかったです。ヒョミンさんは、最初日本語が全然話せず、ジェスチャーでコミュニケーションとっていました。撮影中は日本語を教えたり、韓国語も教えてもらったりしていました。韓国語は全然習得はできなかったんですけど。劇中に出てくる恋愛映画の『エターナル・サンシャイン』と『シザーハンズ』は元々観ていましたが、撮影前に全部観ました。特に『きみに読む物語』の最後には鳥肌が立ちました。横断歩道のシーンの撮影は楽しみで仕方なかったです。今まであまり観なかったんですけど、恋愛映画が好きになりました。この映画が、観た人の恋愛の背中を押す力を与えられたらいいなと思います。