本日、11月6日(水)巣鴨地蔵通り商店街にて『くじけないで』大ヒット祈願イベントが開催されました。巣鴨には、多くのファンがイベント、トークショーに集まりパニック寸前。主演の八千草薫さんと主題歌を歌う由紀さおりさんが、美しいお着物姿で登場され、ファンの方々はうっとりしながら、「いくつになっても綺麗ね」とトークショーに見入っていました。

◆日時:11月6日(水) 13:00〜13:30
◆場所:巣鴨地蔵通り商店街 高岩寺 境内
◆登壇者:八千草薫、由紀さおり◆MC:mic

(敬称略)高岩寺境内にて、映画『くじけないで』のステキなゲストをお呼䜃したスペシャルトークイベントを実施いたします!ぜひ、皆様お立ち寄りくださいませ。

MC:巣鴨のみなさん、こんにちは〜!本日はたくさんの方にお集まりいただきありがとうございます。いよいよ公開が迫ってまいりました映画『くじけないで』の、公開直前スペシャルトークイベン トin巣鴨を開催いたします。

なんと 90 歳を過ぎて詩作を始め、98 歳で刊行された詩集「くじけないで」が、200 万部のベストセラーとなった柴田トヨさんというおばあちゃんを、みなさんご存知でしょうか?
ごくごく普通のおばあちゃんであった柴田トヨさんが、飾らない言葉で紡いだ詩は、生きる喜びに満ち、多くの人に勇気と希望を与えてきました。あたたかな詩にのせて、その知られざる激動の半生を描いた本作は、“人生いつだってこれから”と観る人の背中をそっと押し、前向きな気持ちを与えてくれる、感動作が誕生いたしました。また、近年海外でも積極的に活動されている由紀さおりさんが本作に非常に共感され、今回、歌手人生で初めて映画主題歌を手掛けていらっしゃることでも話題を呼んでいます!そこで、公開直前となりました本日は、映画にご主演されている八千草薫さん、そして、主題歌を手掛ける由紀さおりさんのお二人が、なんと、人力車に乗って巣鴨地蔵通り商店街を練り歩き、“おばあちゃんの原宿”としても親しまれ、活気あふれるここ巣鴨に映画の大ヒットを祈願しにお越しになったというわけなんです!

それでは、お待たせ致しました。皆様、拍手でお迎えください!映画の中で、柴田トヨさんを演じられました、八千草薫(やちぐさ・かおる)さん、そして、主題歌を手掛けられました由紀さおりさんです。どうぞ!(拍手)
MC:まずは、一言ご挨拶をいただきましょう。まずは、八千草さん、お願いいたします。

八千薫さん:
皆さま今日は沢山お集まり頂きありがとうございました。柴田トヨさんを演じさせて頂きました。3、4年前にロケ撮影で来たことがありますが、巣鴨は変わらずすごいパワーだなと思いました。

MC:ありがとうございます。続きまして、由紀さん、ご挨拶を一言いただけますでしょうか。

由紀さん:
みなさまこんにちは。たくさんのお客様にお仲間に入れて頂き、初めて巣鴨に来て、㼀V などで、知っているつもりでしたが…。すごいですね。小さい頃に住んでいた、商店街の雰囲気は好きなんだなと改めて感じました。光栄なことに主題歌を歌わせて頂いております。歌詞のようにこんな風に人生を全う出来たら嬉しいです。そんな歌に出合えて光栄に思います。

MC:ありがとうございます。さて、先ほどまさに人力車で商店街をお通りいただきましたが、乗り心地はいかがでしたか?

由紀さん:
(体系を気にしながら)窮屈な思いをさせまして失礼いたしました。笑
お天気も良く、気持ち良く手を振らせて頂きました。

MC:ちなみに、お二人は、普段、巣鴨にはお買いものにこられたりするのでしょうか?

八千草さん:
“拝啓,父上様” のロケで巣鴨に来たんですが、あまりにも沢山の方で、赤い下着やらどこにいても赤い色があちこちに。赤い色は元気がでますよね 赤いセーターとか着るとそんな気持ちになります。

由紀さん:
赤いパンツのお店とかね。あちこちにあって笑

MC:ありがとうございます。また、せっかく目の前に八千草さん、由紀さんいらっしゃるという貴重な機会なので、皆さん、おふたりに聞いてみたいことはございませんでしょうか? 手を挙げてくださ〜い。※一般の方からいくつかご質問。

一般観覧者質問:共演して一番素敵だった俳優さんは誰ですか?

八千草さん:
やっぱりみなさん素敵ですし、一番は選べないけど…笑 芝居をしていたら皆さま好きになります
し、武田鉄矢さんと共演していますが、かわいい息子の様で本当に素敵だなと思いますよ。

一般観覧者質問:カラオケ大好きなんですが、高い声を出すのは練習してるんですか?

由紀さん:
お稽古の時に、練習したり本番まで温存したり。姉に良く発生の方法を教えてもらったり。お腹に力を入れて、お腹から声を出すと良いですよ。 「わたしのうた」を覚えて是非歌ってくださいませ!

一般観覧者質問:元気の秘訣はなんですか?

八千草さん:
辛い人生ではあっても「いつも楽しく!」楽しい気持ちでいると光が見えてくるんです。元気がでる気がします。

MC:ありがとうございます。さて、あっという間にお時間経ってしまいましたが本日は最後に、ご来場いただいた皆様へ特別に、柴田トヨさんの詩を八千草さんに朗読いただくというサプライズプレゼントがございます!

MC:それでは、お願いしたいと思います。
八千草さん「こおろぎ」を朗読

MC:八千草さんの詩を聞いていかがでしたか?

由紀さん:
主題歌をレコーディングの際、ずっと読ませて頂いていたんですが、とても分かりやすく思いが溢れている詩で、私は「せんせい」という詩が好きです。“小泉首相をどう思うかとか聞かないで…”という内容でとても可愛らしくて好きです。そういうところが自分の母と重なって。トヨさんはいくつになっても息子さんが可愛くてしょうがないという姿が映画の中でも良く描かれていますよね。劇中にもありますが、風がドアを叩いて、息子が帰ってきたと思いドアを開けに行って…違うと気づきベットに戻る気力がなくなるシーンが何とも切なくて好きです。

八千草さん:
あのいシーンが一番最初(撮影)で一番大変でした。なかなか90歳になるのがとても大変で。あのシーンでやっと90歳になれました。

由紀さん:
最後に母がプレゼントしてくれたのは、母に老いを見せてくれたことかなと思います。
そんな切ないシーンもありますが、是非映画を見て確かめてみて下さい。

MC:ありがとうございました。それでは以上でスペシャルトークイベントin巣鴨を終了させていただきます。八千草薫さん、由紀さおりさんにご退場いただきます。どうぞ今一度、盛大な拍手でお見送りください。

囲み取材コメント
由紀さん:2013秋の園遊会に出席させて頂き、紀子様が『くじけないで』をご存じでした。この映画の主題歌を歌ったいることをお話しし、CDもお送りしますとお話しを致しました。
赤いパンツに絡めて…巣鴨は赤、赤、ですが、年末の紅白にも呼んで頂けれ䜀「わたしのうた」も歌えると良いですよね。