『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマン、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、『少年は残酷な弓を射る』のエズラ・ミラー競演の青春映画『ウォールフラワー』が11月22日に公開されます。この度、お笑い界の“壁の花”代表として、R-1ぐらんぷり2009で優勝したピン芸人、中山功太さんをお迎えしたトークイベントを実施いたしました。R-1で3,800人の頂点に立った中山さんですが、現在は給料が3,800円程度。そんなお笑い界に孤高に咲く中山さんが“学生時代あるある”を披露し、“あの頃”を思い出すような今だからこそ語れる“青春トーク”満載のイベントとなりました。

■『ウォールフラワー』試写会トークイベント 
■日程:11月13日(水) 会場:GAGA試写室 
■ゲスト:中山功太さん

Q:本日はよろしくお願いいたします。こういう場にご登場されるのは久しぶりではないですか?
そうなんです。2009年のR-1グランプリでは3,800人の頂点に立ったのですが、なかなかうまくいかないものですね〜。今は給料が3,800円くらいですよ(笑)今月は、今日が仕事始めで、今日が仕事納めです。

Q:映画のご感想は?
原作は「ライ麦畑でつかまえて」の再来と言われているそうですが、僕、あの小説が大好きなので、本作も大好きです。主人公はいろいろな問題を抱えていて複雑だけど、重すぎず、暗すぎず、スカッとしました。

Q:本作の主人公チャーリーは、学校で友人のいない“壁の花”でした。噂によると中山さんも、お笑い界の孤高の“壁の花”だということですが、本当ですか?
以前は、よしもとの先輩方にも声をかけてもらっていましたが、最近はあまり…。趣味は一人カラオケです。今後は先輩の千鳥さんとかに壁際から連れ出してもらえればいいなと思っています!

Q:チャーリーは、サムとパトリックと出会い、新たな一歩を踏み出しますが、中山さんが今後挑戦したいことはありますか?
一度、マツコ・デラックスさんみたいになりたくて「コウタ・シャイニング」に改名して、タレント活動したり。ドラマのエキストラの仕事に行ったら、「中途半端に知ってる人がいるから、使えない」と言われました。「輝照亭小唄(きしょうていこうた)」として落語も真剣にやっています。8割エロ落語ですが(笑)バンドを組んでボーカルをやってもいます。いろいろ模索中です。(笑)

Q:本作は心の傷を乗り越えるチャーリーの成長物語でもあります。中山さん自身が成長したなと思った瞬間はありますか?
真剣にダイエットをしました。ちょっと前は84kgあったんですよ!それを4か月で64kgまで減らしました。運動が苦手なので断食して痩せましたね。ダイエットちゃんと成功したので、成長です!

Q:淡い青春時代をテーマにした本作ですが、中山さんはどんな少年、学生でしたか?
小学生のころからお笑いをやりたいと思っていたんですが、5歳の時に誘拐未遂にあったので、引きこもりがちな暗い子でしたね。でも家がお金持ちで、ゲームがいっぱいあったのでたくさん友達が遊びに来てくれました。仮面ライダーのフィギュアを盗んで帰った子もいました。あ、これ友達じゃないですね(笑)

Q:最後に映画のPRをお願いします。
本当に大好きな映画です!女性の方は、パトリック役のエズラ・ミラーの美貌を観るだけでも観る価値がありますよ!音楽もとにかく良いです。カップルにも、これから青春を送る人も、かつて青春時代を送った大人にも、すべての方に観てもらいたい作品です!

“学生あるある”ネタとして、「体育の時間にもらったプリントを教室に持って帰る小学生男子」や「ケンカ中に一瞬冷静になって冷めてしまう中学生」などを披露していただきました。