本作は、TV 番組「痛快!ビッグダディ」でもお馴染みの美奈子さんの自叙伝「ハダカの美奈子」の原作を元に、ひたむきに生きる美奈子さんと 6 人の子供たちの現在、そして未来が描かれたフィクション映画となります。初日舞台挨拶には、主人公・美奈子役の中島知子さん、「ハダカの美奈子」原作本の著者である「ビッグマミィ」こと美奈子さんをはじめ、階戸瑠李さん、菅谷哲也さん、平嶋夏海さん、冨手麻妙さん、栗栖なつみさん、三好杏依さん、永島のんさんといったキャスト陣、本作の主題歌を歌う歌手の Raychell(レイチェル)さん、そしてメガホンを取った森岡利行監督が登壇されました。

中島さんは公開初日を迎えたことについて「可愛い子供たちに囲まれて、主演という立場でとてもドキドキしていましたが楽しい撮影でした。
早く皆さんに観てもらいたいです。」と喜びを語り、実際に 6 人の子供を育てている美奈子さんは大家族について聞かれ「子供たちがケンカをするシーンがあるのですが、“あんたたちは 10 年後も変わらずにケンカしてるんだね”という話を、実際の子供たちとしていました(笑)」と話してくれました。

15 歳〜28 歳の美奈子を演じた階戸瑠李さんは、「自叙伝で美奈子さんの壮絶な人生を知って、とてもプレッシャーでしたが、美奈子さんご本人にも心境を伺って本番に臨みました。うまく中島さんに繋がるように演じられたと思います。」とコメントしました。長男シオン役の菅谷哲也さんは、映画に初めて出演したことについて「舞台挨拶も初めてですが、フラッシュが多くて驚いています(笑)撮影中は学ぶことがたくさんありました。家族の仲の良さがスクリーンからも伝わると思います。」と感想を語りました。長女のノエル役の平嶋夏海さんと四女ヒスイ役の三好杏依さんは「泊まりのロケがあったんですが、皆で温泉に入ったりトランプをしたり、本当の姉妹のように仲良く過ごしました。」と撮影の思い出をコメント。過去に森岡監督の作品に出演した事のある次女キララ役の冨手麻妙さんは、今回再び一緒に撮影をしてみて「森岡監督の舞台の打ち上げでこの映画のお話を聞いて、自分がやってきたことの答えがこの映画なのかなと思います。プレッシャーもありましたが、スクリーンに自分の名前が出たときは感激しました。」と語りました菅谷さんと同じく本作が映画初出演となった三女ライム役の栗栖なつみさんは「実際にはみんなとても仲が良いのですが、学校でいじめられたり家族とも仲が良くないという設定なので演じるのが大変でした。そんなライムが少しずつ打ち解けていく姿を見てほしいです。」と感想を述べました。五女レント役の永島のんさんは「最初は緊張していましたが、スタッフの皆さんや主演者の皆さんが家族のように優しくしてくださって、とても楽しく撮影できました。」と述べました。

本作の主題歌を歌う Raychell さんは、主題歌の「ひかり」について、「美奈子さんと同じようにシングルマザーとして頑張っている人がたくさんいると思いますが、そんな方々の支えや光になるように、という思いをこめて作りました。ぜひ歌詞に注目して頂きたいです。」と語りました。本作でメガホンをとった森岡利行監督は無事に公開初日を迎え、「作品中に“親は子供の滑走路みたいなもの”というセリフがあるのですが、この映画が彼女のカタパルトになるといいなと思います。」と作品に込めたメッセージを語りました。

そして最後に重大発表!森岡利行監督より、2014 年2月8日(土)にシネマート六本木にて「ハダカの美奈子 R-18」のロードショーが決定したことが発表されました。それを受けて中島さんは「監督に乗せられて脱いでしまいました(笑)今日公開された PG-12 版ではお見せできなかったよりハードな濡れ場を体当たりで演じさせて頂いているので是非ご覧ください。」とアピールし、初日舞台挨拶は無事終了しました。