ネビュラ賞、ヒューゴ賞のダブル・クラウンの快挙を達成し、近年の日本のサブカルチャー界をリードしている“セカイ系”のアニメ、漫画、小説、そしてゲームなどに多大なインスピレーションを与えた伝説的小説<エンダーのゲーム>が遂に映画化!!
 宇宙戦争を“終わらせる使命”を背負って生まれた少年戦士エンダーの挫折と成長を描いたヒューマン・ドラマ『エンダーのゲーム』は、その深淵な世界観やキャスティングの困難さ、そしてスケールの大きさから、長年にわたり映像化不可能と言われ続けていたが、フィルムメイカーの情熱はついに不可能を可能にした。今回、運命の少年エンダーを演じるのは、「ヒューゴの不思議な発明」のエイサ・バターフィールド。エンダーを局限まで追いこむ指導官グラッフ大佐を、「スター・ウォーズ」シリーズのハリソン・フォードが演じる。
ハリウッドを代表するスター俳優:ハリソン・フォードと、今後のハリウッドを牽引する新世代スター:エイサ・バターフィールドの歴史に残る共演が実現した!

『エンダーのゲーム』ワールドプレミア情報
■現地時間:10月28日(月)午後18:30頃〜  
■日本時間:10月29日(火)午前10:30頃〜 ※時差:16時間(サマータイムとなります)
■プレミア上映&レッドカーペット会場:TCL チャイニーズ・シアター(6925 Hollywood Blvd, Los Angeles, CA 90028).
■報道陣:世界20カ国、スチール約60人、ムービー約50台
■出席者:ハリソン・フォード/エイサ・バターフィールド/ヘイリー・スタインフェルド
アビゲイル・ブレスリン/ヴィオラ・デイヴィス/ベン・キングズレー/ギャヴィン・フッド監督

 この度、本作のプレミアが、10月28日18時半(LA現地時間)LAのチャイニーズ・シアターにて開催された。エイサとハリソンというそれぞれの世代を代表するスターが揃う瞬間を一目カメラに納めようと、世界中のマスコミが取材に駆け付けた。特に、ハリソン・フォードは、先日行われたハリウッド・フィルム・アワードでハリウッド功労賞を受賞したばかりという事もあり、注目度も高く彼の登場時にはカメラマンの熱も最高潮に!笑顔でエイサ・バターフィールドと2ショットで写真撮影に応じた。

  叔父が日本に住んでおり、日本の文化にも親しみを感じているというエイサ・バターフィールド。特に日本のアニメと漫画が大好きで、最も好きなアニメは「エヴァンゲリオン」で、自身が演じた本作の主人公・エンダーが「エヴァンゲリオン」の主人公・碇シンジと共通点を感じていると語った。第一線で活躍し続ける俳優であるハリソンとの共演については「すごく緊張したが、彼は、僕をリラックスさてくれた」と感謝の言葉を述べ、本作の映画化を待ち望んでいる日本のファンに「1人の少年の成長の物語。きっとあなたに特別な思いを抱かせるはずです」とこの映画の見どころを熱く語った。

  一方ハリソンは、これからのハリウッドを担う存在であるエイサを、「彼は卓越した少年。すばらしい能力に溢れた少年」と大絶賛。撮影中は、主人公・エンダーを追い詰めるグラッフ大佐を演じていたため、エイサとはあえて距離をとるようにしていたというエピソードも明かした。しかし、レッドカーペット上での再会を喜び合う世代を超えてお互いの実力を認め合っている2人の実力派俳優の姿は、会場に集まった多くのファンのみならず、世界20カ国から駆け付けたマスコミの注目を集めていた。
  またこの日は、エンダーと共に戦う射撃の天才少女ペトラを演じる「トゥルー・グリッド」でアカデミー賞ノミネートのヘイリー・スタインフェルドと、エンダーの心の拠り所である姉バレンタインを演じる「リトル・ミス・サンシャイン」でアカデミー賞ノミネートのアビゲイル・ブレスリンも登場。若手ファッションリーダーとしても話題の2人が、会場を華やかに盛り上げていた。
 念願の映画にこぎつけた功労者でもあり、今回の制作に参加もしている原作者のオースン・スコット・カードと、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のギャヴィン・フッド監督もキャストらと共にカーペットに登場し、多くのファンの声援に応えていた。

【キャスト・コメント】
■エイサ・バターフィールド
●TVアニメ「エヴァンゲリオン」の大ファンだと聞きました:大好きだよ。マンガの中で一番好きなんだ。
●エンダーとシンジのキャラクターに共通点はあると思いますか:
彼らは一般世界から離されて、未知なる敵と戦うところ。シンジはエヴァを操縦しなければならないけど、エンダーの場合はそれがシミュレーション・ルームに置き換えられる。2人とも新しい体験をしていく人物だ。
●エンダーの原作になった本は、いろいろな日本のアニメの原点になったと日本でも言われていますが?:
僕は日本のアニメの大ファンで、個人的にも日本にとても行きたいと思っているよ。来年いけるといいな。
●日本のファンにメッセージ:日本のアニメファンのみんな、『エンダーのゲーム』は大規模なアドベンチャードラマで、一人の少年の旅路を追う物語であると同時に、現在の社会とも深い関係性を持っています。きっとあなたに特別な思いを抱かせるはずです。
●ハリソン・フォードと仕事をして何か学んだことは?:多すぎるくらいのことを学びました。ただ見ているだけでも勉強になることばかりです。

■ハリソン・フォード
●エンダーの役柄について:とても興味深いキャラクターです。エンダーという若者は将来的にもしかしたら司令官にもなれるような、国際的な兵士になって、フォーミックを宇宙に送り返すために訓練を重ねます。この地球上で味わえるようなふつうの戦いとは違って特別なシチュエーションです。だけど脅威はとても近くにあって、彼は軍事的なリーダーになるために訓練しなければならないんです。
●原作が日本のアニメの原点といわれていることについて:素晴らしいね。この原作は20年前にいろいろなことを予言したともいえる作品だ。インターネットや戦争を当時から予言した、とても興味深い本です
●日本のファンにメッセージ:ヴィジュアルが素晴らしくリアルだ。とてもエキサイティングな映画だよ。それにとても感情に訴える映画だ。

※日本のアニメに影響を与えた伝説の原作を完全映画化したこともあり、日本では、12月29日(日)、30日(月)、31日(火)に開催されるコミックマーケット(以下省略:コミケ)には、エンダーのゲームでディズニーが初参戦することが決定しております。