本日10月12日(土)、シネ・リーブル池袋にて、グダグダ高校生がリアルすぎると超〜話題の「男子高校生の日常」の初日舞台挨拶が行われました。
登壇したのは、男子高校生4名(菅田将暉 野村周平 吉沢亮 栗原類)と女子高校生4名(岡本杏理 山本美月 上間美緒 白鳥久美子(たんぽぽ))に、松居大悟監督の総勢9名。夢のような豪華舞台挨拶が実現した。

 ガンガンONLINEで連載され、学生から社会人まで幅広い共感を得た脱力系青春コミック「男子高校生の日常」(スクウェア・エニックス刊)の実写映画化の本作は、リアル高校生からの注目度MAXも間違いなし?!の予感。その理由は、キャスト&監督との仲の良さ。スクリーンの中の男子高校生のノリのまま、なーんか楽しい舞台挨拶でした。

《舞台挨拶レポート》
16:05。シネ・リーブル池袋にて、満席の客席と混雑模様のマスコミ取材陣の中、豪華キャスト8名と松居監督が登場。舞台挨拶の幕を開けた。

作品のグダグダ感とは裏腹に、正装した8名の高校生(?)たちが、真面目に初日を喜ぶ挨拶を行う中、たんぽぽの白鳥久美子が「完全に浮いているのはわかっているので、大丈夫です!」と自虐的挨拶で会場を和ませた。
本作はアドリブが多い作品だったということで、撮影中のアドリブのことに話題がうつると、「角田さんは現場でもまじめにふざけてくれて、みんなを引っ張てくれました」と菅田将暉が現場の楽しさをアピールした。
「何がそんなに可笑しかったのかと思いますが、本番でリアルに笑ってしまうのは珍しいと思いました。アドリブといえば、類さん(栗原類)のアドリブが最高でした。」とコメント。
本格的に役者として走り出した栗原類は、この菅田の振りに「前もってアドリブを考えてきて、現場の雰囲気を見ながら言ってました」とネガティブキャラとは思えないポジティブな役者魂を垣間見せた。——そんな栗原類については、唯一現場で女子高校生たちと交流を多く持ち、タロット占いなどをして女子たちを和ませていたと現場の裏話が披露された。一方、お笑い芸人の白鳥は、「アドリブというより、顔で笑われているなと感じていました」と芸人らしいコメントで再び会場を沸かせた。白鳥は女子高校生役だったものの、岡本杏理や山本美月らとの交流があまりなかったということについては、「高校の時からですが、きれいな女子に対する劣等感が半端なく、今でもひきずってます!」とリアルに回答。松居監督はじめ登壇者の平均年齢は約21歳。この平均を上げているのも「私です!」と終始自虐的キャラで笑いを振りまいていた。男子高校生に恐がられていた(?)女子高校生の裏側にコメントした山本美月、岡本杏理、上間美緒は「女子たちは本当に仲が良くて、初日から打ち解けて、連絡先を交換したり・・」と仲の良さをアピール。撮影現場ではLINEのゲームを楽しんでいたりと、リアル高校生と変わらないフレッシュな話題を振りまいた。
舞台挨拶後半では、台湾での公開が決定というビッグニュースも飛び出し、公開前には菅田将暉、野村周平が台湾に行くことも明らかにされた。一人残される吉沢亮がいじける一場面も。

登壇者全員のサインボールが客席に投げ込まれるプレゼントコーナーの後、主演の菅田将暉と松居大悟監督の挨拶で終了となった。
菅田「笑える瞬間って、一番幸せな時だと思います。こんな3人がいれば頑張れると思いました。ずーっとニヤニヤしながら最後まで見て、面白かったと思ってくれれば嬉しいです。」

松居監督「こういうタイプの映画が、劇場でかかるのは事件だ!(笑)この作品には何もないかもしれない。事件が起こるわけでもなく、結果なんにもないんだけど、そのなんにもない向こう側に見ていただく皆さんひとりひとりのドラマがある作品だと思います。見る人によって感じ方の違う作品だと思っています。この作品で皆さんが豊かに、池袋が豊かになれば(笑)嬉しいです!」