この度、アジア最大級の映画祭である第18回釜山国際映画祭 「アジア映画の窓」部門(英語表記:A Window on Asian Cinema)に出品された松本人志監督最新作「R100」(10月5日公開)が、10月6日19時よりMEGABOX ヘウンデにて上映され、主人公(大森南朋)を追い詰める女王様役の渡辺直美が、舞台あいさつと観客からの質疑応答に答えました。
初の映画祭参加ということもあり、舞台挨拶前には「一人ぼっちでさびしいです。」と不安気味でしたが「松本監督、そしてR100の皆さんの想いを一つにして私が釜山の皆様に伝えてきます」と意気込みました。

会場であるMEGABOXヘウンデの約200席の客席は満席で、上映中も終始笑いが起こっており終演後には拍手が起こっておりました。上映後、渡辺直美の登場を今か今かと待っている観客の前に 渡辺が「人前で見せるにはめっちゃ恥ずかしい!」という劇中の露出度が高い衣装のボンデージ姿で登場すると「ナオミちゃ〜ん」など声援。大喝采の中、迎え入れられました。
司会より挨拶を促された渡辺は、10月5日の初日舞台挨拶では松本監督から「(劇中でやったように)司会につばをはかないようにお願いしますよ。」と釘をさされていた渡辺は、「カムサハムニダ(ありがたとうございます)。アニョアセヨ。(こんにちわ)本日はお越しいただいてありがとうございます。今日は監督が来れませんでしたが、よろしくお願いします。」と丁寧な挨拶。
その後観客の質問に移り司会より「質問あるかたは手を上げてください」とのかけ声とともに質疑応答が始まるや否や、20名あまりの観客が挙手!
「お一人で釜山に来た感想は?」という質問には
「本当にビクビクしながら不安で不安で仕方がなかったのですが、こんなに歓迎されるとは思っていなかったので、かなり感動してます!監督もさびしがると思います!」と興奮気味に答えました。
「今回の出演はどこが大変だったですか?」という質問には
「2階から落ちるシーンがあるのですが、ワイヤーを使って落ちるはずが、スタッフさんが間に合わず本当に2階から落ちたんですよ。でもそれが逆にリアリティがでていましたね」と撮影秘話を披露。
「ビヨンセダンスを踊ってもらっていいですか?」という予期せぬ観客の「どS」なお願いには、一瞬戸惑いながらも、音楽なしの状態で踊ると会場から拍手喝さいを浴び、韓国の観客にもビヨンセの面白さが伝わったことに渡辺も感動していました。
「松本監督作品が全作品好きですがかなり独創的です。そのような監督作品をどんな気持ちでオファーを受けましたか?」という質問には
「憧れの先輩ですので、また吉本興業の後輩ですので喜んで出演させていただきました。映画は私も1回観ましたが何度も観て理解を含めたいと思います。」と答えました。

「R100のタイトルの意味は監督から聞いていますか?」という質問には「全然聞いてません!意味も分かりません!監督に聞いてみます!」と率直の答え。
「韓国の男性はマッチョですがどんな男性がタイプですか?」とい映画とは一切関係ない!?質問には「私は筋肉が大好きで、韓国の男性は肌がつるつるで白くて大好きです!逆にこんな太った体型の私はいかがですか?」という渡辺の逆質問には会場から拍手が起こり渡辺もご満悦に。
最後の挨拶として渡辺直美は「温かく迎え入れてありがとうございます!この映画を友達5人以上に是非薦めてくださいね!」という挨拶でしめました。
その後終了し会場を後にしようとすると、観客からのサイン責めに身動きがとれない状態になり、急遽サイン会になりました。明日10月7日に東京で生放送がある為、本日中にソウルに戻らないといけないという強行スケジュールでしたが、韓国の観客に一人一人サインや握手をしました。
サイン終了後、渡辺直美は「貴重な体験できて感動しています。監督にはDJ風に『やりましたっ!』と言おうと思います」と興奮気味に答えました。
劇中では主人公を追い詰める「どS」の女王様が、釜山では沢山の観客にサインを責められるという「どM」状態のうちに終了しました。

なお、渡辺直美は「R100」連動企画で全国の様々な特技をもった女王様(一般女性)を決定する「第一回ご当地女王様決定戦」のプレゼンテーターとして参加しており、見事初代女王様に輝いた女王様を表彰するために10月9日広島に参ります。
釜山での舞台挨拶前は「ボンデージ姿になるのは、恥ずかしいのでこれで人生で最後かもしれません」と明言していましたたが、釜山国際映画祭で想像以上の歓迎ぶりに広島でもボンデージ姿で再登場するか期待!?されます。

また、全ての上映が即完売した注目作品である「R100」に対して明日10月7日から始まる世界のバイヤーが集まる「アジアン・フィルムマーケット」の前にすでに各国からの問い合わせが多数あり、開催前にも関わらず香港での公開も決定しました!すでに2014年全米公開も決定しており世界から注目されている松本人志監督の今後も見逃せません。