主演:大森南朋、監督:深川栄洋 連続ドラマW「LINK」完成披露試写会イベント
この度、物語が次々と連鎖し、やがてスケールの大きな群像劇へと発展していくヒューマンミステリーが登場。全5話構成の完全オリジナルストーリー、WOWOW連続ドラマW「LINK」が10月6日(日)より放送する運びとなりました。
主演は、2008年の「プリズナー」以来5年ぶりの連続ドラマW出演となる大森南朋。ほか、武田鉄矢、黒木瞳といったベテランから、田中麗奈、玉山鉄二、ミムラ、田中直樹、綾野剛といった実力派俳優がラインナップされています。スタッフも豪華で、映画『白夜行』(’11)、『神様のカルテ』(’11)などでメガホンをとった深川栄洋が連続ドラマを初監督。脚本を手掛ける篠?絵里子とは映画『ガール』(’12)以来のタッグです
■日 程:9月29日(日) イベント開始15:30〜
■場 所:恵比寿ザ・ガーデンルーム
(目黒区三田1-13-2/JR恵比寿駅東口より「恵比寿スカイウォーク」で約5分)
■登壇:大森南朋、田中麗奈、玉山鉄二、ミムラ、田中直樹、綾野剛、武田鉄矢、黒木瞳、深川栄洋監督
大森南朋、初顔合わせの綾野剛に照れ!?「LINK」舞台挨拶に豪華俳優陣ら登壇!
WOWOW連続ドラマW「LINK」の完成披露試写会が9月29日に恵比寿ザ・ガーデンルームで行なわれ、主演の大森南朋、共演の田中麗奈、玉山鉄二、ミムラ、田中直樹、綾野剛、武田鉄矢、黒木瞳、そして演出を担当した深川栄洋監督が出席した。
WOWOWのドラマ出演は2008年の「プリズナー」以来となる大森は、無口なSP・寺原役。「普段はお喋りなので、役柄とは似てないですね」と意外な素顔を明かしながら「群像劇だし、他のキャラクターとのバランスを考えながら、どう佇むべきかを考えました。俯いているのか、何も考えていないようなのか、細かい部分を監督と詰めていきながら構築していきました」と演技プランを披露。出会いと別れ、そして再会の繰り返しに俳優業の“繋がり(LINK)”を感じるとしながらも「(綾野とは)現場でお互いの顔を合わせて演技をするのは初めてということに気づき照れ合ってしまい、一度楽屋に戻ってクールダウンしてから向き合いました」とシャイな一面を覗かせていた。
同作は、映画『白夜行』『神様のカルテ』などで知られる深川監督による、WOWOWオリジナルのヒューマンミステリー。民間警備会社に勤める元警察官の寺原健(大森南朋)は、民自党の幹事長・松岡孝典(武田鉄矢)の公務外の警護を担当するために、台湾から日本へと呼び戻される。そんな中、現金輸送車が襲われる事件が発生。一つの事件をきっかけに、寺原、松岡、そして東京地検特捜部の櫻井聡子(黒木瞳)らとの思いも寄らない繋がりが生じていく。
好奇心が旺盛なことから秘密を知ってしまう信用金庫職員・石川亜紀役の田中麗奈は「役柄を演じているというか、亜紀さんと同一人物になっている感覚がありました。同じ立場になったら、自分も知らずにはいられないと思う。役柄と一緒にスリルを感じながら過ごすことができました」と同局初のドラマ出演に手応え十分。一方、政治家を演じた武田は「政治家や総理にはなりたくないですか?」と聞かれると「まったくないですね」と言いながらも「(金八先生の)イメージがあるので、文部科学大臣というか教育関係をいじくりまわすのもいいかも」と前言撤回。さらには「日本の教育制度を改革してもいいと言われたら、中学3年間のうちに半年間の遊学というのをやりたい。日本中どこの学校にも行っていいし、その間の移動費は免除。また1,500カロリーの食事はどこでも無料。そういった武者修行ができる制度を作れたら」と夢見ていた。
東京地検特捜部の主任検事として爆破事件に深くかかわることになる櫻井聡子を演じるのが黒木。内部告発をしたことで周囲からは「裏切り者」という烙印を押されているという難しい役だが「人間としての弱い部分、欠けている部分を演じなければいけなかった。やっていた時は辛かったけれど、やり遂げた感はあります。オリジナルの作品ですが、セリフの数々も素晴らしく、後味の良い、さわやかな作品です」とアピールした。IT企業「リンク」の社長で謎の人物・ショーンを演じた綾野は、役作りの参考にした人物に深川監督を挙げながら「声の出し方や、演出しているときの呼吸や息づかい、詰め方を活かしました。深川監督として見てもらっても過言ではないです」とニヤリ。“繋がり(LINK)”を感じた瞬間を聞かれると「箱根駅伝の話をしていいですか?体も出来上がっていない、ありとあらゆるプレッシャーを抱えた若者たちが、タスキをつなぐことだけに人生をかけて走っていることに感動します。ぜひお正月はその繋がりを見ていただきたい」とドラマそっちのけで熱弁していた。
WOWOW連続ドラマW「LINK」は10月6日(日)午後10:00よりスタート
STORY:民間警備会社に勤める元警察官の寺原健(大森南朋)は、台湾での勤務中に急きょ日本へと呼び戻される。新たな任務は、民自党の幹事長・松岡孝典(武田鉄矢)の警護。松岡は歯に衣着せぬ物言いと熱い演説で支持を集めるやり手の政治家だが、反面で敵も多いと言われていた。その卓越した危機管理能力を買われた寺原は、松岡の警護を重ねるうちに政治の裏側を目にするようになる。 一方、かつて内部告発をしたことが原因で高知地方検察庁に飛ばされていた検事の櫻井聡子(黒木瞳)は、元上司から、ある大物の起訴を目的とした辞令を受ける。久しぶりに古巣・東京地検特捜部へ帰任したものの、“仲間を売った女”として周囲からの目は冷ややかだった。そんな中、東京のあおば信用金庫の支店が爆破され、現金輸送車が襲われる事件が発生する。 事件をきっかけに、寺原、松岡、櫻井と、あおば信用金庫に勤める石川亜紀(田中麗奈)につながりが生じる。さらに“リンク”は広がり、北海道の中学校教師・高島昭一(玉山鉄二)、東京の看護師・川本理恵(ミムラ)、大阪のアパレル会社に勤める沢田勉(田中直樹)が、思いがけない形で関わり合っていく。そして、そんな7人とIT企業社長のショーン(綾野剛)はどのようにつながっていくのか。