MC:平岡さん、三浦さんとは撮影中お話をされたりはしたのでしょうか?

倉科さん:私は平岡さんと以前夫婦の役をしたことがあったので、和気あいあいとしてました。
三浦さんとは初共演でしたが、親しくしていただきましたね。

MC:印象的なエピソードがあれば教えてください。

倉科さん:エピソードといえば、クランクアップの日に3人でご飯を食べに行きました。
まだ2人は撮影が残っていたので、“これからも頑張って!”とう意味をこめて。

※平岡さんがこそっと「おごってもらったんです!」と発言し、三浦さんも「ねぇ!」と笑顔で答えていました。

MC:今日お越しのお客さまへ一言お願いします。

倉科さん:私は欲深いので(笑)、たくさんの人に映画を見てもらいたいです。
FacabookやTwitterで広めてもらえたらなぁと思います。
今日は、本当にありがとうございます。楽しんでください!

MC:かなり個性的な役柄で、特に髪型が印象的でしたが、どんな役作りをされたのでしょうか?

中尾さん:僕は平岡さんや三浦さんに比べたら(役作りは)そんなに大変じゃなくて。
美容院に行っただけで。(笑)それで9ミリ、5ミリ、3ミリみたいな。
監督には自由にやらせれてもらいました。
撮影現場から家が近かった時は、(合間に)衣装のまま自転車で
家に帰ったりしてたんですけど、サラリーマンに白い目で見られたりして・・・(笑)
でもこれでいいんだ、間違ってないんだって思いましたね。
すぐ役に溶け込めたし、楽しかったです。

MC:今日お越しのお客さまへ一言お願いします。

中尾さん:『キッズ・リターン 再会の時』を普通に見たら、きっと平岡さんと三浦さんが
格好良い!で終わっちゃうと思うんですが、僕のことも気にして見てください!(笑)
本当にありがとうございます!<会場から笑い>

MC:「バカヤロー、コノヤロー」を連呼する、とても印象に残る役どころでしたが、
役作りでご苦労された点は?

市川さん:(北野)武さんの原作にも「バカヤロー、コノヤロー!」というセリフはあったんですが、
あまり引きずらないようにしましたね。仕事もアルバイトだしダラしなくて、
酒とギャンブルにおぼれている役でしたが、ギャンブル以外は、自分のままでやりましたね。
とにかく居心地の良い現場でした。

MC:今日お越しのお客さまへ一言お願いします。

市川さん:この映画に参加できて嬉しいです。
みんなで作り上げた映画なので、最後まで楽しんでいってください。

MC:トレーナーとしてシンジをバックアップしていく役どころですが、
平岡さんのボクシングシーン、トレーニングはいかがでしたか?

小倉さん:平岡くんには釘付けでしたね!
本当にすごい肉体だったし、プロに引けを取らないと思いましたよ。
力石徹を彷彿とさせますよね。

僕は前から平岡くんを知っているですけど、いつもニコニコしててお坊ちゃまみたいな感じがしてたんですけど、
本作ではストイックにやらなくちゃいけないし、ナーバスになってるかなって思って
ある日、「おはよう」って声をかけたら「どうも〜。おはようございます!」て。(笑)

クランクアップの日は、後楽園の撮影で朝から4,5試合ボクシングをしたんですよ。
尋常じゃないじゃないですか!だからさすがに大丈夫かなぁと思って、
また「おはよう」って挨拶したら、いつもと同じなんですよ!
「どんだけ能天気なんだ、優しいんだよ!」って思いましたね。(笑)

でも平岡くんは、(あの日の相手)ボクサーを本気にさせていたと思いますよ。

MC:小倉さん同様、ジムの会長としてシンジをバックアップしていく役どころですが、
平岡さんのボクシングシーン、トレーニングはいかがでしたか?

ベンガルさん:圧巻です!!練習シーンを見てぞっとしましたよ。
これが俳優かぁって思いましたね。
ラストのシーンは朝から撮ってましたしね。
清水監督はアップで撮るのが嫌いで引いて撮るんですよね。
だからスローとかもないんです。

※平岡さんがすかさず、スローシーンだったらダウンした時、
普通だったらもっと休めるのにすぐ起きなくちゃってなってました。(笑)と発言。

MC:名作のその後の物語という事で、どんな点に心がけて作品作りをされたのでしょうか?

清水監督:もう1つの『キッズ・リターン』としてやろうと意気込んで作りました。
キャスト、スタッフと共に楽しく作ろうと思ってやりました。

MC:今日お越しのお客さまへ一言お願いします。

清水監督:先程も言いましたが、もう1つの『キッズ・リターン』として是非、見てほしいです。
ネットで悪口は書かないでくださいね。(笑)

MC:ここで唐突ですが、皆さんはこの映画のキャッチコピーをご存知ですか?
映画の中に出てくる『最後になってもいい。やりたいんだ!』というセリフが
コピーになっています。このコピーに絡めまして、登壇者の皆さんに先程、
<今どうしてもやりたいこと>をフリップに書いていただきましたので
ご披露いただきたいと思います。

それでは一斉に発表していただきましょう。どうぞ!

平岡さん<バイクで走り出したい>
「今月、大型バイクの免許を取ったんです。バイクはまだないけど早く走りたくて。
実は先月、合格率98%の試験に落ちちゃったんですよね。だから乗りたい欲求がすごくて・・・・」<会場から笑い>

三浦さん<ニューヨークに行きたい>
「ニューヨークにダンスをしているすごく仲が良い友達がいるんですが、
この前オーディションに受かったらしくって。だから直接お祝いを言いたいなぁと思って。」
(でも行けないですね・・・とぼやき気味)

倉科さん<宝くじを買いたい!>
「買ってみたいんですよね・・・勇気がなくてまだ買ったことがないんですよね。」
<登壇者から「そんなの今すぐ買えばいいじゃない!」と一斉に突っ込み。
中尾さんは「わざわざフリップに書くことじゃないでっしょ!」と。さらに平岡さんは先日、
宝くじで1万円が当たったことを報告すると、会場からは拍手が起こる>

中尾さん<デンゼル・ワシントンとランチ>
「僕、デンゼル・ワシントンが好きなんで。もっと皆さん大きなことを書くのかなと思ってたら
案外明日でもできそうなことばっかりだなって。(笑)ディナーだといろいろお金がかかるから、ランチかなって。
ランチくらいだったらご馳走できるかもとか妄想しながら書いたんですけどね。すいませんでした!!」

市川さん<料理>
「こったものとかじゃなくて普通に料理ができたらなと思って。かみさんが病気の時に
子供にご飯を作ると悲しい感じになっちゃうんで・・・だから人が食べてまずくない程度のものが作れるようになりたくて。』

小倉さん<世界中のインスタントラーメンを食べつくしたい>
「僕はインスタントラーメンが大好きで、小学6年間毎日食べてたんですよね。
でもたくさんは食べないから、もし死んじゃうってわかったらおなかいっぱい破裂するくらい
世界中のインスタントラーメンを食べて、おなかがパーン!ってなって死にたいですね。(笑)」

ベンガルさん<ワールド演劇ツアー>
「もう還暦だし危ないこともできないから・・・僕は舞台出身なので世界中、
芝居をして回れれば幸せかなぁと思って。いつ死ぬかわからないし。(笑)」

清水監督<ツーリング(自転車)>
「バイクじゃなく、自転車なんですけどね。以前、忌野清志郎さんと共演したことがあるんですけど、
その時どんなに遠くても忌野清志郎さんは自転車で現場に来て「気持ちいいよ、やってみないとわからないよ」と言われて、
今日この言葉を聞いて思い出したので、ツーリングにしました。」

MC:ありがとうございました!残念ながらそろそろお時間が来てしまいました。
それでは、ご登壇いただいた皆さんを、大きな拍手でお送り下さい!