この度は、8月31日より公開になります『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(通称:あの花)の公開を記念して、『あの花』の大ファンである豪華ゲストをお招きし、トークイベントを行いました。

アニメ『劇場版 あの花』公開直前イベント概要
■日程:8月12日(月) 11:30〜 
■場所:秋葉原UDX THEATHER((千代田区外神田4-14-1))
■登壇者:オアシズ 光浦靖⼦(42)、ドランクドラゴン 鈴木拓(37)、鬼ヶ島 おおかわら(36) 
  心理カウンセラー:小高千枝   MC:伊藤さとり

アニメ『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の公開直前イベントが8月12日(月)秋葉原UDXシアターで行なわれ、『あの花』ファンのお笑い芸人オアシズ・光浦靖子、ドランクドラゴン・鈴木拓、鬼ヶ島・おおかわらが出席。会場に集まったあの花ファンと、本作の好きなシーンやキャラの話で大いに盛り上がり、たっぷりと魅力を語って頂きました! また、『あの花』のテーマにちなんで、それぞれの青春時代の心の傷やトラウマも暴露して頂き、“トラウマ解除アドバイザー”としてお迎えした、心理カウンセラー・小高千枝にトラウマ解決方法を助言いただきました。

Q:『劇場版 あの花』のご感想とご挨拶

光浦:あの夏(テレビシリーズの最終話)の一年後を描いていて、この年齢の子達は一年でこんなに変わるんだなという事だけでキュンとしちゃいました!あと、私はエンディングの歌が大好きなんですよ。花がファッってなる瞬間はいつも鳥肌が立ちます。

鈴木:劇場版はどこまで話していいのか難しいですが、過去の出来事の理由も分かったりするんですよね。そこが見どころかな。アニメはおおかわら君に教えて貰って知ったんですよ。今まで見たいろんな邦画やアニメ含めても、一番泣いた作品です!!もうオェオェ泣きました!あと、先週おおかわら君と秩父に聖地巡礼行ってきたんですよ!ディテールがまんま一緒で感動しましたよ。ほんとに楽しかった!
おおかわら:皆さん(お客さん)、試写を見る前だから「話すなって!」顔してますね(笑)。 僕は「あの花」が本当に大好きで、いろんな人に勧めまくってます。多分もう50人位に勧めてますよ!!秩父も本当は光浦さんも誘って3人で行こうとしたんですが、スケジュールが合わなくって。。光浦さんに「めんま」のコスプレをしてもらおうと思ったのに!

Q:あの花にはまった理由と作品の魅力。好きなキャラクター

鈴木:僕はぽっぽ(役名:久川鉄道)が大好きなんです。はっきり言って、アニメだとずっと蚊帳の外じゃないですか。でもみんなを楽しませたいという気持ちは人一倍あっていいやつだなって思うんですよね。
おおかわら:僕はもう断然あなる(役名:安城鳴子)派です!あなる以外考えられない!!めちゃかわいいし、じたばたしてるところにも好感が持てます。劇場版もあなるがどんな風に変化してるのか気になって気になって…。

光浦:私はつるこ(鶴見知利子)!つるこだけ、想ってるけど想われてない。やじるしが誰からも向いてないんですよ。絶対一番謙虚な子だと思う!めんまの甘え方は、自分はできないなーって思っちゃう(笑)

Q:あの花のテーマにちなんで、3人の抱える青春時代のトラウマを告白。“トラウマ解除アドバイザー”として心理カウンセラー・小高先生が、ズバリ、それぞれの抱える問題点を指摘、とその解決方法を伝授しました!
おおかわら:トラウマは「中高男子校」です。僕は中学高校と完全な男子校でした。アニメに出て来るような胸がキュンとなるような共学の感じを一切経験できず、男臭い青春時代を過ごしました。それによってなのか、現在に至るまで女友達というものができたことがないんですよ!女の子を恋愛の対象としか見れないんですよね…。
心理カウンセラー小高先生:おおかわらさんのトラウマには、2つキーワードがありますね。1つは女の子の友達ができないという決めつけ。もう1つが、女性を恋愛対象として見ているのか友達になりたいのか、気持ちが揺れ動いているところです。もっと自己解放していくべきですね。自己解放するには、人様に迷惑にならないように走ったり、叫んだり、後は女性の気持ちに寄り添うために、女装してみるのもありですね(笑)。本作のゆきあつ(役名:松雪集)のように女装して林の中を走って見ればいいと思います(笑)。

鈴木:僕のトラウマは「才能がない」です。中高時代6年間ずっとサッカー部で誰よりも練習し、努力していましたが公式戦に一度も出れず最後まで補欠で終わりました。才能のないことは努力しても時間のムダだと感じて、サッカーボールはもちろん、柄が似ているシマウマも見たくないぐらいになりました(笑)。それ以来、才能がないものはやっても意味がないと決め、努力するのをやめたんです!
心理カウンセラー・小高先生:自尊心がすごく低いというところが問題ですね。うまくいかなかったことを受け止めず文句ばかり言って卑屈になっていると余計自分がみじめになってしまうので、あの時は苦しかったけど今はどうしたいのかとプラスの方にもって行った方がいいですよ。めんま(役名:本間芽衣子)が日記を書いてましたよね、あれは自分を高めていく1つの方法なんです。せっかく夏なので、絵日記とかどうかなと思いますよ。自尊心を認めることは過去の自分を受け入れることにもなりますので。

光浦:トラウマは「ブサイク」です。高校時代共学だったんですけど、大久保さん率いるブサイクなおもしろい女子連中と独立王国を作って男子と一切喋らなかったんですね。でもその時はブサイクだけどイケイケで自信満々だったんで、わざと喋らなかったんですよ。でもひょんなことからこの世界に入って、芸人さんに過剰にブサイクと言われていたら、段々自分って本当にブサイクなのかなと思い初めまして、最近ほんと男の人の体に障りたいのですが、触ろうとすると手汗がびちゃびちゃでももう触れないんですよね…。
心理カウンセラー小高先生:ブサイクというのは周りからの決めつけであって 、光浦さんご自身がイケイケだったときは別に。と思ってた訳ですよね。ということは、ブサイクと決めつけたのは光浦さんご自身ということですよ。ブサイクブサイクと沢山言われてしまったこともプラスしていますが、重要なのは思い込みから脱却することです。あとは、カッコイイ方や素敵な方に対して脅迫観念を持ってしまっているので、トラウマ解除にとても良い方法があって、「暴露療法」というんですけど、感情に素直になることと、暴露して場数を踏むことなんですね。気になる男性を集めて決起集会みたいなものを開いて、場数を踏むことです。で、「あなたのことが好き」と言ってしまえばいいんです。