一般社団法人キンダー・フィルム(本社:東京都世田谷区、代表者:田平美津夫)が主催する「キンダー・フィルム・フェスティバル」が今年で21回目を迎え、本日8月7日(水)に調布市グリーンホールにて開幕いたしました。
初日の本日は、映画祭チェアパーソンの戸田恵子さん、広報宣伝大使の中山秀征さん、国際特別審査員の内田恭子さん、ルー大柴さん、ジョン・カビラさんが登壇しました。
さらに、今回オープニング作品として上映された『少年H』の吉岡竜輝(12歳)さんと花田優里音(8)さんにも登壇していただきました。

  「21stキンダー・フィルム・フェスティバル」オープニングセレモニー
  日時:8月7日(水) 13:00〜
  場所:調布市グリーンホール(調布市小島町2-47-1)

21回目を迎える本映画祭のオープニングイベントは、東京近郊だけでなく海外からの来場者もあり、1100席が満席となった。映画祭チェアパーソンである戸田恵子さんが登壇すると、会場から拍手がわきあがり、熱気に包まれた。

戸田:世界各国から色々なテイストの映画が集まりました。子ども目線で観られる映画がたくさんあります。ぜひ大人が誘って、みんなで来てライブで体感してほしいです。また、普段教えられないことを映画が教えてくれることもあります。映画を家で一人で観るのもいいですが、この映画祭ではたくさんの人と観ます。みんなで一緒に観ると、それぞれ感じ方が違うと思います。世界には様々な作品があるので、良い作品をたくさん紹介したいです。今回で21回目ですが、もっと打ち出していきたいです。ぜひ多くの方に足を運んでもらいたいです。
中山:映画祭が始まり、いよいよ夏本番だなと感じます。『みえないパパとわたし…』のような考えさせられる作品もあり、みなさん色々な感想を持つと思います。映画祭の内容には毎年圧倒されています。映画を通じて、世界には色々な人がいることを知り、色々な角度から映画を楽しんでほしいと思います。
内田:子どもはもちろん、大人も楽しめる映画もたくさんあります。私自身、うるうるしてしまった作品もありました。大人が見る見方と、子どもが見る見方は違うと思います。親子で感想を言い合ったりして、コミュニケーションを取っていただけたらと思います。
ルー大柴:ぜひ夏の思い出に感動を持って帰ってほしいです。アフレコはベリーディフィカルトで、今日演じた3作品のすべての個性が違って、色々と学びました。
 カビラ:「トーマスのおじちゃんだよ〜!(子どもたち爆笑。)」日曜日まで続きます!ぜひ楽しんでください。

声優として活躍する戸田恵子さんはもちろん、豪華な登壇者に観客は大いに盛り上がりました。特に反応が高かったのは、ゲストのみなさんでライブで吹き替えた『きかんしゃトーマス』。戸田恵子さんとジョン・カビラさんの新旧きかんしゃトーマスシリーズのトーマス(戸田恵子さん)とナレーション(ジョン・カビラさん)の共演には子どもだけでなく、大人も興奮し、上映終了後には大拍手がおこりました。また、本映画祭は今年からは10代の映像作品を募集し、日本代表として海外の子ども映画祭への参加資格を得ることが出来る「ティーンズ・フィルム・コンペティション」を立ち上げるなど、今後の発展を目指しています。