アメリカ現地時間8月7日(水)、アメリカ・ロサンゼルスのハイアット・リージェンシーにて、9日から全米公開されるSFアクション大作『エリジウム』のプレミアが開催されました。主演のマット・デイモンは夫妻で参加。ジョディ・フォスターや前作『第9地区』からの続投のシャールト・コプリー、ウィリアム・フィクトナー、そしてニール・ブロムカンプ監督などスタッフ&キャストが集結しました。日本公開は9月20日(金)。
 
※下記プレミアでのサウンドバイツから
 
 ●マット:デイモン(マックス役)
  Q:日本の皆さんに挨拶とこの映画に関するメッセージをお願いします。
 A:日本の皆さん、こんにちは。
   「エリジウム」を楽しんでもらえれば光栄です。非常に満足した仕上がりになっています。
 Q:マックスの演技はどうでしたか?とても異なった役ですよね?感情的で。
 A:ああ、楽しかったよ。今までにやったことのなかった役だし、こういうような楽しいアクションSF映画をやるのも
  初めてだったし。「初めて」がたくさん詰まった映画だったよ。いい体験だったね。
 Q:泣かせる映画でもありますね。
 A:そうだね。そうだといいけど。
 
 ●ジョディ・フォスター(デラコート防衛長官役)
 Q:今日はどうしてましたか?
 A:どうしてる?って?分からないわ。ここに来てウェストウッドで夕食をしたところよ。「エリジウム」のプレミアに来ているの。
  最高の新しい映画ね。ニール・ブロムカンプが監督で、彼は「第9地区」の監督よ。素晴らしい映画だと思ったから、
  「次の映画では是非一緒に作りたいわ」って言ったの。だから今ここにいるのよ。シャールト・コプリーとマット・デイモンも
  向こうにいるわ。
 Q:作品の印象を聞かせてください。
A:そうね。超大作、娯楽映画って言えると思うわ。とてもエキサイティングな映画ね。
私はこういう映画は普通やらないんだけど、幸運なことに仕事をさせてくれたわ。奇妙なことに今までに仕事した中でも撮影が楽しかった映画の一つだわ。ニールはとてもいい人で、決断力のある監督ね。今までで働いた中で一番決断力のある監督だわ。あと彼の言うことを忠実に聞く撮影クルーね。
 Q:役柄について教えてください。
  デラコートは、悪者って言えなくもないけど、実際は自分の住んでいる場所を守ろうとしているだけなの。
特権を与えられていない人々をそこに入れないようにするのが彼女の役目ね。っていうのは、地球で起こったことを教訓として、新しい世界を作ったのね。だから、彼女としてはこの世界が地球のようになって欲しくないのよ。
 A:マットの印象は?
 Q:マットはムキムキね。彼は坊主頭が似合うわね。それから、そう、(映画の中の)私の髪はカツラね。
  私の本当の髪じゃないわ。他に何を言おうとしたんだっけ。やっぱりもう言わないわ。
  実際にお金払って映画を観に行って欲しいから。何回も何回もね。
 
 ●ニール・ブロムカンプ監督
 Q:マット・デイモンとジョディ・フォスターと一緒に仕事した体験に関してお聞かせください。
 A:楽しかったね。彼らのおかげで僕の仕事が楽になったよ。なぜかって言うと、彼らはすごく上手だから。
  そんなに根をつめなくても良かったんだ。
 Q:ご存知の通り「第9地区」のファンはたくさんいますし、みんなこの映画が大好きで、
  あなたの新作を待ちわびていますが、みんなに挨拶と映画に関するメッセージをお願いできますか?
 A:日本の皆さん、こんにちは。これは僕の新作「エリジウム」です。「第9地区」を気に入ってくれたならば、
  これも気に入ってくれると嬉しいです。僕は気に入っています。
 Q:この映画のいいところを教えてください。
 A:この映画のいいところは、夏用のアドベンチャーの面を持ちつつも、
  今僕たちが住んでいる世界に関する疑問を投げかける面を持っているところです。