世界で活躍する新進気鋭のホラー監督26人が、5分1本勝負でアルファベット文字から「死」をテーマに描く話題のホラーオムニバス映画『ABC・オブ・デス』が7月20日(土)より公開致しました(配給:キングレコード)。

この度、新宿武蔵野館にて初日舞台挨拶を開催し、日本から本作に参加した『F:おなら』を担当した井口昇監督、『J:時代劇』の山口雄大監督、『Z:絶滅』の西村喜廣監督、その他本作の出演ゲストたちが登壇いたしました。

当日は場内満席の中、3監督が映画を作ることになったきっかけや裏話などの撮影秘話を披露する中、『Z:絶滅』を担当した西村監督は本作品の主演の一人である村杉蝉之介が現在放送中の人気ドラマ「あまちゃん」に出演していることをひっかけてジョークを言うなど、終始笑いの絶えない大盛り上がりの舞台挨拶となりました。

《 豪華ゲストが集結!!》
『ABC・オブ・デス』公開初日 舞台挨拶レポート

◆開催日程:7月20日(土)
◆場所:新宿武蔵野館
◆登場者:井口昇監督、山口雄大監督、西村喜廣監督
       中村有沙、村田唯(井口組)/佐々木大介、仁科貴(山口組)
        村杉蝉之介、ジェシカ、屋敷紘子(西村組)

【イベント内容】
3監督と各話出演者が登壇し、撮影秘話や他監督作品などについて語って頂きました。

【コメント】
■井口昇監督
「FART:おなら」を監督しました。プロデューサーからこのアルファベットとテーマを与えられて僕のことをよく分かっているなーと思い引き受けました。本作で僕はスウィーティーでファンタジーな世界を描いたつもりなんですがなかなか理解してもらえず(笑)、でも楽しんでもらえればと思います。
■中村有沙
よしえ役をやらせて頂きました。『ゾンビアス』でもご一緒した井口監督の面白い世界観が観られるので楽しんで下さい。
■村田唯
ゆみ先生役をやらせて頂きました。血の色である赤っぽい作品が多い中で、井口作品だけ黄色のイメージで個性的なのでそこを楽しんで帰って下さい。
■山口雄大監督
『J:時代劇』を担当した山口です。世界中からいろいろな監督が集まっているので、日本人にしか出来ないもので他と被らないテーマの作品を撮りたいと思いました。二時間以上あるので観終わってから疲れると思いますが心地よい疲れを楽しんで下さい。
■佐々木大介
初めての特殊メイクの撮影は、前が見えなくて息も苦しくて大変でした。でも山口監督の作品に出たいとずっと言っていて出させて頂いたので、とても良い経験をさせて頂きました。
■仁科貴
介錯人(かいしゃくにん)を演じました。(一作品が短いため)ネタばれになってしまうのであまり言えないのですが、本当にこの作品に参加させて頂いて嬉しかったです。
■西村喜廣監督
『Z:絶滅』の西村です。本当は最初「R」の作品担当だったんですが、出来上がった自分の作品が突出してインパクトが強すぎたため、一番最後の「Z」に並び変えられました(笑)。他国の人たちは結構真面目にホラーを作っていますが、日本チームは「死」をオリジナルに解釈して作ってあります。
■村杉蝉之介
僕は海外版を観たのですが、日本ではどのように公開されるのか気になっています。内容も知らず西村監督というだけでオファーを受けましたが、僕の大好きな分野の映画だったので出られて本当に良かったです。
■ジェシカ
米女役をやらせて頂いたジェシカです。現場は寒いし骨折したばかりだったので、アクションのシーンも温かい目で見て頂きたいです。また本作を観て盛り上がってもらいたいです。
■屋敷紘子
蝿女役をやらせて頂いた屋敷です。西村監督から「限界に挑戦」がテーマだと言われていて、実際に表現の限界に挑んだ思い入れのある作品になりました。