大人気コミック「釣りバカ日誌」(小学館ビッグコミックオリジナルにて連載中)の原作者・ やまさき十三が、ペンでなく今度はメガホンをとりました。71歳の初監督作品の誕生です!

出演は、主人公の元高校球児役に國村隼(※主演)、板尾創路、山寺宏一。
ヒロイン役に桐谷美玲。そして高校時代のマドンナ役に宮崎県出身の女優・斎藤慶子。同じく宮崎出身の温水洋一。さらに映画「釣りバカ日誌」の浜崎伝助役でお馴染み・西田敏行の出演が決定いたしました!

★キャストと監督のコメント★
●國村隼・・・「あさ」こと浅本有也役/高校の野球部同卒3人組のエースでリーダー 
「内容的には「オジサンたちの青春グラフィティー」だと思っていただけたらと(笑)。やまさき監督が今回、初めて監督を手掛けるわけですが、「釣りバカ日誌」のテイストというか世界観をそのまま再現したような作品になるんじゃないかと思って、自分でも楽しみにしています」

●板尾創路・・・「ひる」こと日留川三郎役/ハーレーダビッドソンのカスタムが趣味。会社経営に挫折して今は? 
「あさひるばん」というタイトルは3人の苗字から取っているんですが、タイトル通り「朝昼晩」と撮影してます(笑)。幼馴染の3人の男同士が再会する話なんですが、特に僕らのような50代前後の方々は、映画館で見たら熱いものを感じてもらえるんじゃないかな」

●山寺宏一・・・「ばん」こと板東欽三役/地区予選決勝で致命的なエラーで敗戦。その後刑事を務めるが・・・? 
「まさかこのキャストの中に自分が参加できるとは思わず、長いドッキリを仕掛けられているんじゃないかと、今でも思ってます(笑)。撮影自体は本当に毎日楽しくやらせていただいていて、きっと面白い作品に仕上がると思っていますので、どうぞご期待ください」

●桐谷美玲(「あさひるばん」のマドンナ幸子の娘・有三子役/結婚式を控え自分の父親を探している。
「先輩たちに囲まれて教えられることも多く、緊張しながらも、私の演じる有三子という役は健気でまっすぐで可愛らしい女の子だと思うので、私なりに楽しんで毎日撮影に取り組んでいます。素敵な作品に参加できて良かったなと思っています」

●西田敏行・・・元野球部監督にして醤油蔵元・阪元雷蔵を演じる。
「また新たなシリーズになる予感がしています(笑)。僕は3人が高校球児だった頃から野球部の監督をやっていたという役でして、今回は年月が経って彼らがいろいろ人生の問題を抱えながらも、それをコミカルに1本にまとめた作品なんです。でも今後、3人がそれぞれ3話づつ撮ればもう10作目まで作れる(笑)。僕もずっと三國さんのような気持ちでいられるんじゃないかな(笑)」

●やまさき十三(まんが「釣りバカ日誌」原作者にして監督)・・・ 1941年6月19日生まれ宮崎県出身。 高校一年まで野球に没頭し甲子園をめざしていた。30歳まで東映の助監督を務め、その後漫画原作者の道に。今回、71歳で念願の初監督作品に挑む。東映時代の助監督作品(すべてテレビ映画)「プレイガール」「柔道一直線」「キーハンター」
「人生半ばになって「人生これでいいのかな」と思っていた3人の同級生が、昔の仲間に出会って、また元気を取り戻すというのが、映画の骨格になっています。映画の『釣りバカ日誌』は、西田さん・三國さんともに「シリーズとしての日本映画」というのにこだわって、22作までできたわけです。僕ひとりが、「すべての遺志を継いでいく」なんて無理なんですが、シリーズへの希望がかすかにでも感じられるような作品でありたいなとは思っています。映画は40年ブランクはあったけれど、33年マンガ原作者として喜劇を書き続けてきたので、それが映画を撮るうえでプラスになるだろうという自信はあります。精一杯頑張ります」