2013年はブルース・リー没後40周年、日本中が熱狂した映画『燃えよドラゴン』の公開から40周年となります。ブルース・リーの知られざる幼少時代から青年時代、喧嘩に明け暮れ、詠春拳に入門、ダンスコンテストで優勝し、恋をする。イップマン修行時代、恋と友情の葛藤に悩む若きブルースの生き様が鮮烈に再現された話題の作品。主演は遺族も認めるブルースそっくりのアーリフ・リーが若さで魅了。ファンが待ち望んだ人間、ブルース・リーの物語がついにベールを脱ぐ。香港大でヒットした本作、ついに日本に上陸!7月13日(土)に公開を迎えます。

 本日5月30日(木)、完成披露試写会を行いました。本作にも出演しております、ブルース・リーの実弟・ロバート・リーさんが登壇し、本作にかける想いを語りました。ブルース・リーの大ファンで知られる中川翔子さんが駆けつけ、花束と自作のブルース・リーのイラストをプレゼントすると、ロバートは「本当に君が書いたの?」と感激。ブルース・リーの遺品、ピエールカルダンの靴を披露すると、観客から拍手で包まれました。特別に匂いを嗅いだ中川さんは、「皮と男のダンディでセクシーな香りがした」と興奮していました。

■日時 : 5月30日(木)18:30〜
■場所 : スペースFS汐留 (東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F)
■登壇者: ロバート・リー(ブルース・リー実弟)、中川翔子

ロバート・リー
 兄の死は受け入れがたい事実でした。家族として、長年彼の死の真相を知りたいと思っていますが、非常に難しい状況にあります。兄が亡くなってから40年、ブルース・リーを題材とした映画はたくさんありましたが、私も映画化を20年以上構想していました。2006年に親友の監督の声掛けで本格的に本作の企画が上がりました。この映画を通して、ブルース・リーの価値観や人間としての性格を知っていただく光栄な機会だと思っております。1958年のダンスコンテストに兄が多くの女性から誘われていて、1人の女性を選べなかったので、弟の私が一緒に参加して、優勝したのが思い出です。

中川翔子
 ドラゴンの血族であるロバートさんにお会いできて光栄です。偉大な事です!ミラクルです!!ブルース・リーは男の中の男です!宇宙の中心で、神で、マーシャルアーツで世界を変えた方です!!今回『マイブラザー』で「人間・ブルース・リー」を見られたので、家族にしか撮れない映画だなと思いました。すべてのブルース・リーの青春や彼の家族が、後にレジェントといわれるようになったんだと。スーパースターも悩んでいたんだなと。主演のアーリフ・リーさんは、ふとした瞬間に、本当にブルース・リーに見えて、さすが血縁者のロバートさんがキャスティングした方だなと思いました。青春映画としても”クンフー“映画としても楽しめる良質な映画です!