5月17日公開、コリン・ファースとキャメロン・ディアスが初共演した『モネ・ゲーム』の公開記念イベントを実施いたしました。

 『英国王のスピーチ』の英国№1紳士コリン・ファースと、ラブコメの女王、キャメロン・ディアスが夢の初共演を果たし、アカデミー賞監督のコーエン兄弟が脚本を手掛けた映画『モネ・ゲーム』が、5月17日(金)より全国公開となります。本作は、コリン演じる堅物鑑定士ハリーとキャメロン演じる天然カウガールPJがタッグを組み、モネの幻の名画を巡って繰り広げられる、曲者詐欺師たちの騙し合いを描いたお洒落な大人のコメディ。

 公開を記念し、世紀の詐欺計画を企てた主人公にちなみ、世紀の宇宙飛行計画を企てた男・岩城滉一と、劇中でコリンと凸凹コンビを組んだキャメロン扮する天然カウガールには、今話題沸騰中の第二のローラ・水沢アリーが登場。

 映画イベントでの登壇は3回目という岩城は、本作について「『泥棒貴族』のリメイク版のイメージで見た。違う視点からやっていて、緊張しないでリラックスして観れる。スタンリー・トゥッチが好きなんですよ。俳優として素晴らしい!」と語った。水沢は、「キャストが豪華で、モネ・の絵が絡んでくるから、難しい映画なのかな〜と思ったんだけど、キャラクターの個性がぶつかり合うとこにプップッて笑っちゃったり、最後大逆転もあって、かっこよくて、面白かった!ひとつにキュッとつまっていておもちゃ箱みたいな感じ」と、ローラにそっくりな口調で今から本作を見るお客さんに魅力を伝えた。

 今回のイベントでは、岩城はハリーを意識したグレーの英国風スーツで、水沢はPJを意識したウエスタン風の衣装の着こなしを披露。普段はステテコ、世代的にはスーツを着るのは当たり前のことだという岩城に対して、水沢がベタ褒め!「私は身ぐるみはがしてもかっこい人が好きなの。岩城さんはそれに当てはまるから好き」という水沢に対し、「孫みたいなもんだよ」と岩城がテレながら流そうとすると、「あたしは男性として見てるよ」と、ニコニコして翻弄する水沢に岩城はたじたじ。

 本作でも今回の岩城と水沢のような凸凹コンビが一発逆転を狙った勝負の行方が見もの。水沢自身、「お金がなくて大学を辞めなくてはいけないと言うとき、今の社長のまぁくんに声をかけられた。あこがれていた世界にいて不思議な感じ〜」と芸能界入りが自身の一発逆転エピソードであること明かした「15億円あったら固定資産を払って、家を改築して、株やFXをするの。あとは10億円を貯蓄。このご時世何があるか分からないからね」と、現実的な計画を立てる。芸能界に入りたての水沢は、芸能界最大のミステリーを聞かれると「テッペンがなんで12時のことなのかな〜と思う」、そして「IKKOさんとご一緒するといつもすごくいい匂いの石鹸をくれるの〜」と絶好調の回答。岩城にとっての最大のミステリーは、「田村正和さんがなんで歳とらないの?てことだね」と、水沢につられた回答に会場は和まされた。

 映画の内容が、モネの名画の偽物にまつわる物語であることから、英国紳士のたしなみである普通の紅茶(数百円)Aと、最高級紅茶(40g2万2千円)Bとの飲み比べで、鑑定力を試す。ティーカップの紅茶をそれぞれ飲み、岩城は「英国人は毎日紅茶を飲むので、薄くて飲みやすいA。Bは昔っぽくて渋みがあるね」、水沢は「Aはすっと入ってきた。Bは飲んだ時ウッってなったの。紅茶はいつも飲んでいるから、今まで飲んだことのないB」と、それぞれ意見が分かれる。結果は、水沢さんが勝利!Bが高級紅茶であった。「岩城さんに勝ったー!」と喜びつつも、「これが高級と言われると世の中何が正解か分かりません」とここでも水沢節が炸裂し、会場は笑いにつつまれた。

 最後は、水沢が映画に登場するモネの絵画に引けをとらない、個性溢れる絵も披露。「100点満点中120点!」と自画自賛の絵画を「玄関に飾ってね」と岩城にプレゼント。「丁重にお断りします」という岩城に、「じゃあ宇宙に持っていってよ」と水沢の押しはとまらず、「宇宙は何ももっていけないんだよ。1枚持っていくなら、女房の写真にさせてよ」と苦笑いしながら、またもや水沢に翻弄されていた。紳士な岩城と天然で自由奔放な水沢の凸凹コンビの掛けあいに会場からは始終、笑いがおこっていた。