パラマウント ピクチャーズが配給するサマー・ムービーの大本命『スター・トレック イントゥ・ダークネス』が、5月16日(木)の全米公開に先立ち、9日(木)から7カ国で公開され、各国NO.1となった他、驚異的な興行成績を記録する素晴らしいスタートを飾った。

 公開されたテリトリーは、イギリス、ドイツ、オーストリア、スイス、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコの7か国で、イギリス(前作対比150%で1330万ドル)、ドイツ(180%で700万ドル)を筆頭に、各国とも150?300%となる成績をあげ、累計3100万ドルを記録。これは前作対比で170%となる。インターナショナルの成績だけで3億ドル突破が見込まれ、ワールドワイドでは前作3億8500万ドルに対し、6億ドル以上の超大ヒットが予想されサマー・ムービーの本命の登場に大きな期待がかかる。

 本日、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の日本大ヒットに向け、USSエンタープライズの才色兼備、女性通信士ウフーラの声優を演じることになった栗山千明さんによる、公開アフレコイベントが行われた。
 栗山さんの演じるウフーラは、宇宙に存在するあらゆる言語に精通し、ずば抜けた頭脳を持つ、エンタープライズ号きっての才女。そしてキャプテン・カークと並んでスター・トレックの顔ともいえるスポックの恋人でもある。

 今回のアフレコは、映画の設定そのままに2259年のUSSエンタープライズ号の船内を再現したセットで行われた。
 セットの艦内モニターとして設置されたスクリーンにスター・トレックのロゴが立ち上がり、AI(人工知能)が英語でUSSエンタープライズ号への栗山さんの乗船案内を告げる。栗山さんは黄色いミニのワンピースにロングブーツというスター・トレックの世界観をイメージした2259年風のファッション、そして片手にはスターフリートのロゴ入りタブレットの台本を携えマスコミの前に現れた。いつもとは一風変わった未来の栗山さんの姿に、スチールカメラのストロボが一斉にたかれた。栗山さんはAIからの指示により、全3シーンを演じた。知的でセクシー、そして時に激しいアクションシーンを演じるその姿からは、スター・トレックという超大作に携わる気負いも、大ヒットシリーズで声優を担当するプレッシャーも感じられない。むしろ楽しんでいるかのように見事ウフーラを演じきった。

 アフレコ後に改めて声優の感想を「本当に映画の中に入ったみたい!素晴らしいセットで気持ちが昂りました!!」と語った。その後、ウフーラを演じたゾーイ・サルダナからの映像メッセージのサプライズ上映があり、ゾーイは「ハーイ、千明!吹き替えを担当して頂き光栄です。8月に会えるのを楽しみにしています!」と語った。このコメントに栗山さんは「数々の大作に出演されているゾーイさんにコメントを頂き光栄です。クールな役柄とうって変わって本人は凄くキュートですね!」と驚きながら興奮気味に語った。その後、等身大パネルのクルー達(キャプテン・カーク、スポック、ウフーラ、ジョン・ハリソン)とのフォトセッション時にどのメンバーがタイプですか?と尋ねられると、「もちろんスポック!」と即答。
「正義感が溢れ、かつ冷静沈着なのは頼りがいがあります。その反面、恋には不器用な所がたまらなく可愛い!!」と熱っぽく語った。

◆イベントでの栗山千明さんコメント

 アニメと違い、実際に演じている役者さんの演技に声を当てるのは難しかったです。特に、任務の緊張感と人間ドラマを声だけで表現すことが難しかったです。ウフーラをずっと見ていたので、気持ちが集中しウフーラ達と一緒にエンタープライズ号の一員になれた気がします。ウフーラは任務をバリバリこなすのに、恋愛には感情的になってしまうのが女性にはすごく共感できると思います。『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は超大作ならではのスケール感もさることながら、クルーやジョン・ハリソン達の人間ドラマとストーリーが重厚なのが魅力です。
あと、なんといっても私が演じたウフーラとスポックとの恋の行方が見所です!
恋のパートがあるのは私たちだけですからね!

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は夏休み8月23日(金)よりTOHOシネマズ 日劇他、全国超拡大ロードショー!