本日実施いたしました、カルチャー雑誌Switchと連動した映画祭「Switch Movie Fes.2013」にて『聖☆おにいさん』特別先行上映を実施いたしました。
また、本日はスペシャルゲストとして、本作の音楽を担当された鈴木慶一、白井良明の両氏が登場し、映画を彩る楽曲制作秘話など語って頂きました。

日時:4月21日(日)18:15−トークショー実施
場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン6 180席(港区六本木6−10−2)
登壇ゲスト:鈴木慶一&白井良明(音楽担当)

<トーク内容>
Q:まず映画の感想
鈴木:映画は非常に淡々としていて、いい作品。
イエスとブッタという、題材として難しいところもあるが、日常が流れていく感じがとてもよかった。
白井:そんな中にもスペクタクルな部分もあり、楽しかった。

Q:今回の映画音楽の仕事について
鈴木:ムーンライダーズでやったことはあったけど、二人でやったのは初めてだね。でも、いつも通り。
白井:35年も一緒にやってるからね。
鈴木:50曲作ったけど、ケンカにならないように、仲よく25本ずつ作った。
白井:オープニングは慶一さんの曲だけど、主役の2人っぽい音楽だと思う。
鈴木:白井のははやくできたから、ちょっと聞いてみたよ。
白井:鈴木は気にするからね。(笑)
鈴木:白井の曲みたくならないように注意したよ(笑)
白井:作曲のときは、季節を意識して遊んでみた。夏はレゲエ、サーフミュージック、秋は口笛とか。

Q:秋の挿入歌「誰もいないね」について
鈴木:一番最初の仕事がこの歌詞をつくることだった。漠然とイエスとブッタの出る映画の裏テーマってなんだろうって思って。
日常が淡々と転がっていく作品だし、近所の人が彼らがイエスとブッタってわかってるのかな、というところを思って意識して
作ってみた
白井:あがってきて歌が多くてびっくりした。最初はラップにしようかと思ったけど、立川だし、中央線沿線だし、ってことで早口フォークソングかなと思った。
鈴木:生れて始めてやったね。早口フォーク(笑)

Q:最後に一言
鈴木:白井と一緒に仕事できてとても楽しかったです。5月8日発売のサントラもよろしくです。
白井:映画はたくさんの方に観ていただきたいです。ありがとうございました。