10月20日(土)『伏 鉄砲娘の捕物帳』の初日舞台挨拶がシネリーブル池袋にて執り行われた。
登壇者は、寿美菜子、宮野真守、宮本佳那子、小西克幸、宮地昌幸監督の計5名。
MC(鷲崎健)からの呼びかけでゲストが入場すると大きな拍手と歓声が沸き起こった。

MC: みなさん、ようやく作品が完成して今日から公開ですが、率直に今の想いをお願いします。
いいコメントは早い者勝ちですよ〜。
宮野:はい!え〜っと、、、、(マイクなしで手を挙げ、発言しようとする姿に場内から笑が)

MC:(笑)ちょっと、、、待って下さい。では、寿さん、お願いします〜
寿:この作品は観終わった後、暖かい気持ちになれる作品でした。私は、浜路を演じていたので、浜路目線で芝居を見ていたんですが、完成版は他の方たちの声も入った状態だったのでまた違って楽しめました。

MC:ありがとうございます。宮野さん、いい事言われちゃいましたね。
宮野:あれ?質問何でしたっけ?(場内笑)

MC:感想を。
宮野:色がとても奇麗だと思いました。僕が演じた信乃が着ている着物がピンクなんですけど、とにかく鮮やかなピンクの色が目に入ってくる作品です。江戸の町並みが、こんな感じだったらいいなと思わせてくれる。確かにファンタジーのにおいもするし、江戸の町を見た事はないけど、多分、こんな町だったんじゃないかと思わせてくれるほど。すごく下調べをして町の中の配置とか考えて、空想の江戸を表現されているんじゃないかと思いました。そんな中にも、更にこだわりがあったりして・・・。

MC:監督、全部言われちゃいましたね。
監督:はい。僕が言おうと思った事全部言われちゃいました。
宮野:あ、監督すみません。今から口をジッパーで引きます。(場内大爆笑。)

MC:では、宮本さん、いかがでしたか?
宮本:えっと、江戸の町がすごくキレイで。(話し方に他ゲストからの突っ込みが)(笑)
気を取り直して・・・江戸の町がすごく奇麗で、まさかのカラスが飛んでたりね・・細かく江戸の町が表現されていて何度観ても楽しめる作品だと思います。

MC:では小西さんお願いします。
小西:僕は観る方それぞれに楽しんでもらいたいのであまり先入観を与えるような事は言いたくないですが、娯楽エンターテイメントに仕上がっているのは間違いないと思います。本当に隙のない映画で、音楽もいいし、映像の遊びもあったり、1度観ただけだと分からないかもしれないけど、何回観ても楽しめる映画だと思いますので是非、気に入った人はまた観にきて下さい。

MC:監督、今の小西さんの話で殆ど言われちゃいましたが・・・
監督:はい。今ので全部です(笑)本当に出てくるキャラクター全ての感情が伝わるように丁寧に工夫して2年間かけて作りました。たくさん楽しめるところがあると思いますので是非気に入った方はまた観にきて下さい。

MC:夏に行われたアフレコ合宿については、どうでしたか?
(全員)楽しかったぁ〜!!お弁当も美味しかった!!
監督:皆でお弁当食べながら、キャラクターについて話をしました。夏の合宿みたいで、思い出すとすごく切なくなる感じがして・・・
(全員)青春な感じでした。

MC:キャスティングについては監督が決めたんですか?
監督:はい。僕が決めました。僕が好きな人を選んで(笑)。声の入ってる色々な物を聞かせてもらったりして決めました。だいたい自分の中でこのキャラクターはこんな感じというイメージが湧いてくるので・・合うと思う人にお願いしました。

MC:では、これからご覧になる皆さんへ最後にお願いします。
寿:何も考えずすっと物語に入って楽しんで下さい。
宮野:信乃と浜路の関係、浜路と冥土の関係、それぞれの関係が細かく描かれてます。登場してくるキャラクターの想いにどこかはきっと共感してもらえると思うので是非、楽しんで観て下さい。
宮本:冥土は人の観察をするのが好きな女の子です。出てくる江戸の町を観ながら楽しんで下さい。
小西:皆さんそれぞれ楽しんでくれると嬉しいです。
監督:この映画が公開されて、それぞれのキャラクターが生きていくのかと思うとすごく嬉しいです。是非、何度も観てそれぞれのキャラクターを好きになってやってください。

舞台挨拶は終始笑いの耐えないアットホームな雰囲気で終わりました。