2012年ベルリン国際映画祭フォーラム部門にてワールドプレミア上映され、全ての回が満席になるなど多くの反響を呼んだ舩橋淳監督のドキュメンタリー映画『Nuclear Nation(ニュークリア・ネイション)』が、10月13日より邦題を『フタバから遠く離れて』とし、オーディトリウム渋谷にて公開致しました。本作は音楽家の坂本龍一がエンディングテーマ曲「for futaba」を手がけ、福島県双葉町の避難生活を追ったドキュメンタリーです。この度、『フタバから遠く離れて』の初日舞台挨拶として、もんじゅ君をお迎えし、舩橋淳監督とのトークショーを行いました。

●日時:10 月 13 日(土) 14:10〜
●場所:オーディトリウム渋谷(渋谷区円山町 1−5 KINOHAUS 2 階)
●登壇:もんじゅくん・舩橋淳監督(38)

福島県双葉町の避難生活を追ったドキュメンタリー映画『フタバから遠く離れて』が本日 10 月 13 日(土)よりオーディトリウム渋谷にて公開となり、初日舞台挨拶では舩橋淳監督に加え、サプライズゲストとして福井県敦賀湾から遙々もんじゅ君が応援に駆け付けてくれました。映画を見終わり、監督が作品についてトークを始めると会場内は神妙な面持ちに。そこへサプライズゲストが発表され、パステルカラーのもんじゅ君がヨチヨチ登。会場内は笑い声が溢れ、和やかな空気に包まれました。

最近のもんじゅ君の悩み・・・それはお友達のプルト君となかなか実験が上手くいかないことでもなく、もんじゅ君のグッズの売れ行きについてでもなく、早く引退したいのだとか。核燃料サイクルを存続させる予算がつきそうなのもその一因。「福島第一原発の事故があり、双葉町の皆様が未だ避難所で暮らしているというのに、そのリスクにきちんと向き合わないのはおかしいですよね?」という舩橋監督の質問には、大きく飛び跳ね応えていた。もんじゅ君が安心して引退できる日が早く来てくれることを願います。