本年度のアカデミー賞授賞式のレッドカーペットで、金正日総書記の遺灰を模してまくという前代未聞のパフォーマンスで世界中を驚愕させたお騒がせコメディ俳優サシャ・バロン・コーエンが繰り広げる、爆笑珍テロ・コメディ『ディクテーター身元不明でニューヨーク』が、いよいよ明日、9月7日(金)より劇場公開となります。

 世界25カ国で初登場NO.1の大ヒットを記録しながらも、10カ国以上の国で公開中止という異例の事態を巻き起こしているこの超問題作の日本公開を記念して、岡本夏生さんをゲストに迎えトークイベントを行いました。本作の主人公・アラジーン将軍の側近“アラジーン・ガール”に、岡本夏生さんが志願!ギリギリの軍服姿の岡本夏生さんが、将軍様に、ギリギリ過ぎる熱いラブコールを送りました!!

■ 日時 : 9月6日(木) 13:30?
■ 場所 : パラマウント ピクチャーズジャパン試写室 (神谷町)
■ ゲスト: 岡本夏生さん

 大きく開いた胸元にホットパンツという、アーミー柄の超セクシー衣装で登場した岡本夏生。その衣装について「この映画の主人公である独裁者アラジーン将軍のまわりには、将軍を守るための美女親衛隊である“アラジーンガールズ”がついてるけど、私がアラジーンガールズをやるならこれくらい気合い入れた服装でやらないと。9月12日でいよいよ47歳ですよ。胸パッド4枚で盛っております。お腹まわりに肉がついて普通のオバさんになってきたけど、あえてさらしてんのよ!」と、最初から全開ハイテンション。

 司会者から、アラジーンガールズに志願する理由をたずねられると、「最近の日本の男には緊張感がないのよ。草食系男子って何?ヤギみたい。バブルの頃は黒ヒョウみたいな肉食系がウジャウジャいたわ。いまの日本の男性は弱ってる。日本に私が惚れる男性が存在しない。そこで海外に目を向けた結果、この将軍を見つけたのよ。日本にも、独裁者と言われるくらい毒をはく男はいないの!いまの日本の首相って誰だっけ?野田?頼りない!ヘッピリ腰の政治家ばっかりじゃない!」と、日本の男性と政治をメッタ斬りにした。

 映画の感想について、「おバカが世界を救うってのがいいわね。バカで下品なこと言いながら、実は真髄を突くようなメッセージがたくさん込められてる。世の中のみんなが心の中に思ってるんだけど、言うのを我慢しているようなことをこの映画はズバッと突いているわ。テレビじゃここまで言えないわよ。ただのおバカ映画じゃない、大切なことに気づかせてくれると思うわ」と語り、終始爆笑のなかイベントは終了した。