本日より公開致しました映画「アイム・フラッシュ」の初日舞台挨拶に監督、キャストが登壇。

【場所】 テアトル新宿
【ご登壇者】 藤原竜也さん、松田龍平さん、水原希子さん、仲野茂さん、永山絢斗さん、板尾創路さん、原田麻由さん、大楠道代さん、豊田利晃監督

【登壇者コメント】
藤原さん:過酷な撮影だったので、今日からスタートしていきどういう風にお客さんに伝わるのか気になりますがこうやって完成させることが出来て嬉しいです。

松田さん:豊田監督とは久々で、早くまたやりたいと思っていたので嬉しかったです。藤原さんとは今回初めてですが台本を読んでいた“ルイ”(藤原さんの役)のイメージとは良い意味で違う人間臭い教祖で、一緒に芝居をしていて影響受けました。感情的ではない僕の役とは対照的な藤原君と一緒にいてわかったところがあったというか、一緒に仕事が出来て楽しかったです。

水原さん:映画のオファーがある直前に『青い春』を観ていて、「こんな素敵な監督さんに撮ってもらえたらいいな」と思っていたのですごく嬉しかったです。現場に入る時すごく緊張しましたが、実際はすごく優しく接してくれてリラックスして挑めました。皆さんが撮影している横で、私だけ海で泳いでましたし。笑この作品に出て、すこし自分に自信が持てるようになりました。

仲野さん:沖縄では、(同じボディーガード役の)龍平と絢斗と毎晩名護の街に繰り出しミーティングを重ねてしました。(呑んでいました)笑。 ご当地の焼汁も食べましたし、名護のキャバクラも行かせていただきました(会場笑)

永山さん:10代の時、僕はあまり映画とか興味がなかったんですが、たまたま『青い春』を観て「こんな面白い映画があるのか」と思って、そこから役者という仕事に興味を持ち始めたんですが、その監督と一緒に仕事ができて夢のような時間でしたし、これからも役者として頑張っていきたいと改めて思いました。

板尾さん:沖縄という土地で、ぼーっとしている時間が心地よくて、「このまま撮影なかったらいいのにな」とか「台風来て帰れなかったらいいのにな」とか考えていました 笑。

原田さん:豊田監督とはプライベートで会うことはあったのですが、お仕事するのは今回が初めてで、作品に呼んでいただけると思っていなかったので嬉しかったです。私の役はとても口が悪くて、普段使わない言葉もあったりして良い意味で新鮮でした。

大楠さん:(藤原さんに「言ってもいい?」と確認をして)撮影後に藤原くんから相談がありました。「監督をぶっ殺してもいいですか?」って聞かれまして、私も「役者の代わりはないけど、監督の代わりならいくらでもいるからやれば?」と言いました(会場笑)
現場は若いスタッフ・キャストのエネルギーが溢れていてとてもいい現場でしたね。藤原くんとはそれまであんまりお話ししたこともなかったんですが、その相談を受けてからは藤原くんのことが大好きになりましたよ。

藤原さん:結構限界だったので、大楠さんが車で変えられる瞬間に「ここしかない!」と思い、僕の心の叫びを相談させていただきました。

豊田監督:震災の後に下北沢の焼鳥屋で竜也と「年内中に一本映画を撮ろう」と約束をしたことをきっかけに、すごく時間のない中素晴らしいキャストと一流のスタッフと野獣のようなミュージシャンが集まってこうやって初日をむかえることが出来ました。僕と竜也が二人で始めようと思ったことにこうやっていろんな人が乗ってくれて出来たことがミラクルだと思っています。「生」と「死」を扱った難しい映画だと思われるかもしれませんが、エンターテインメントとして楽しんでもらえればと思います。観終わった後に何か感じてもらえれば嬉しいです。