映画「放課後ミッドナイターズ」の公開直前の本日8/21(火)に本作のメイン会場である新宿バルト9にて東日本大震災チャリティ上映会が開催されました。 主演の人体模型役(キュンストレーキ)の声を担当した山寺宏一さんは被災地である宮城県出身であり、普段から活発的に復興支援活動をされているため、この作品に関しても何か出来ないかという提案から、今回、本イベントに被災地から東京に避難されている方もお招きしました。 尚、本日の鑑賞料金の一部は被災地への寄付とすることを公表しています。

■映画『放課後ミッドナイターズ』先行チャリティ上映会
日程: 8月21日(火)  
場所: 新宿バルト9  ホール8
登壇者: 竹清仁監督、山寺宏一(キュンストレーキ役)、田口浩正(ゴス役)、雨蘭咲木子(マーコ役)

本日、8/21(火)映画『放課後ミッドナイターズ』の先行チャリティ上映会が新宿バルト9にて開催され、東日本大震災で被災地を逃れて東京に住んでいる方々を含め、親子を中心に招待、先日竹清監督が招待されたシンガポールでのプレミア上映の模様を特別に上映、海外での映画祭出品決定の情報発表、など日本での公開を前に大盛り上がりの特別トークが開催された。

またこの日、日刊スポーツで本作がヨーロッパの映画祭に続々と招待を受けているという記事を見た山寺さんは、知人のメールで記事のことを知り、「はじめは“世界の山ちゃん、おめでとう”と言われても、某店と自分に何の関係があるんだ?」との勘違いを明かし、嬉しい悲鳴を上げた。また最初にオファーをもらった際は、「子供番組をやっている僕が、こんな一皮むけすぎたキャラクターはまずい」と一度は断ったものの、サンプル映像を観て「こんな素晴らしい作品、これはもう絶対やりたい!」と逆に懇願していたことも明かした。また、雨蘭さんは「山寺さんと田口さんの掛け合いが素晴らしかった」と聞いて、「私も頑張らないと!と力振り絞って頑張りました。本当に素晴らしいクオリティの映画です!」と大絶賛した。

8/18(土)にシンガポールで実施されたプレミア上映会で登壇した竹清監督は、現地での盛況ぶりを語り、夏休みで劇場を埋め尽くした親子連れを前に、感極まり、最後の挨拶では声を詰まらせるシーンもあった。

【下記コメント】
竹清仁監督:  東京ではなく、福岡・博多で作り、しかも僕は新人監督。初の長編映画がこんなにも立派な劇場で公開されるなんて本当に夢のようです。人体模型と骨格標本を主人公とした理由は、モーション・キャプチャーの技術を使ってコメディを作るのにベストだと思ったから。素晴らしい声優陣がキャラクターに命を吹き込んでくれました。笑って愉しんでもらえればと思っています。ちょっと、今僕、感動しちゃっています。すいません(涙)、愉しんでください。

山寺宏一:  この映画が日本はもちろん、海外でも上映されるということで、とても嬉しく思っています。もしハリウッドで実写化が叶ったあかつきには、是非ジム・キャリーにキュンストレーキを演じてもらいたい。それを僕が吹き替えしたいですね。

田口浩正:  実写化されたら、僕が吹き替えを担当したゴスは誰がいいでしょうね? 骨だから難しい。あえて言うならアンガールズの田中さんにやってもらいたいです(笑)。この映画、最初は怖いけど後はドンドン愉しくなりますので、是非笑って愉しんでください。

雨蘭咲木子:  竹清監督に出会った日は、雨の渋谷でした。私の吹き替え作業以前に既に山寺さんと田口さんが一緒にアフレコが既に終了していたようで、「どうでしたか?」と監督に聞くと目をキラキラ輝かせて「素晴らしい出来でしたよ!」と言われ、「私もがんばらないと!」と思って頑張りました。この映画がこうやって皆さんに見てもらえること、本当に光栄です。是非愉しんでください!