9月1日よりキネカ大森ほかにて公開の映画「ハイザイ〜神さまの言うとおり〜」のプレミア試写会が8月9日(木)TOKYO FMホールにて行われました。3月の沖縄国際映画祭で上映されているが、沖縄以外での一般試写会は初めて。この日は、上映前に舞台挨拶を実施。ともさかりえ演じるアラサー女性・深谷をひと間違いし誘拐する下っ端ヤクザ・原沢を演じた落合モトキ(「桐島、部活やめるってよ」)、自称グラビアアイドルの彼女と一緒に観光に訪れたが、終始謎の嫌がらせを受け続けるチャラ男・橋元を演じた深水元基(「クローズZERO」)、原沢の親分としても映画に登場し、本作の音楽を担当したミュージシャンのスネオヘアーが登壇し、舞台挨拶を行いました。そして今夜限りのスペシャルライブとして、スネオヘアーのアコースティックライブが行われ、その伸びやかで透明感ある歌声に、駆けつけた観客たちも酔いしれました。

映画は、3組6名の男女が1つの場所に集まった時に運命に振り回され、交錯し、新たな人生を手にして疾走して行く物語。パズルのように進む物語と独特の色彩感覚を持つ映像に、「新鮮!」「サイダーのような夏の味わいのある映画」「くすくす笑ってしまう」など好感触の感想が相次いだ。また、残念ながら本日は登壇しなかったともさかりえについても「映画を見て、ともさかさんに会いたくなった」などの声が相次いだ。

●落合モトキ「仕事で沖縄に行ける!ということでテンションが上がってしまいまして。撮影は日が沈んだら終了というかんじだったので、いつも深水さんとWモトキでお酒を飲みに行ってました(笑)(ともさかりえとの共演は)旦那さんの前でホントにおこがましいんですが、ふたりきりの密室の車内の長回しのシーンでは阿吽の呼吸が出てしまったかなと(笑)事務所の先輩でもあるんですが、本当に引っ張って行ってくださって、勢いにのったいいシーンになったかなと思います。

●深水元基「ぼくも飲みまくってていつもつぶれちゃって、翌日よく撮影できてたなというくらい飲んでましたね(笑)ともさかさんとは共演シーンはほんの少ししかなかったんですが、同い年なんですよね。なおかつずっと見ていた女優さんだったので共演できて嬉しかったです。控え室でスネオさんと一緒にいらっしゃるところをずっと見守ってました(笑)」

●スネオヘアー「ぼくは撮影が最後の最後で、半日もないくらいの日程だったので、Wモトキとお酒を飲みに行く事もなく(笑)奥さんのともさかりえさんの撮影が終わるのを待ってご飯にいったりしてました。(ともさかからの演技指導とかは)ないですね、やってくれなくて。家で自分の仕事してる姿は見せないというか、日本昔話の鶴の恩返しの鶴みたいなかんじです。」

スネオヘアーは、アコースティックライブで「headphone music」「セイコウトウテイ」「バースデー」の3曲を披露。10月24日に発売になるシングルに含まれる本作の主題歌「ユニバース」について「デザイン的なイメージから発想」と語り、ワンフレーズをアコースティックで披露するサプライズも。ライブを場内で観客とともに体感した落合、深水から「さすがっすねー」と声をかけられると「僕、音楽が仕事ですから」と照れたように笑っていた。