映画『タナトス』、ドラマ「高校入試」(CX系10月スタート)、「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011」の徳山秀典が主演を務める予測不能なタイムスリップ・ラブコメディ『パーティは銭湯からはじまる』の完成披露試写会が8月5日(日)に行われました。

場所)虎ノ門ニッショーホール
登壇者)徳山秀典 須賀貴匡 高野八誠 佐藤永典 松田圭太監督

キャストの4人は、劇中の衣装である合コンの勝負服で登壇。主演の花島を演じた徳山は「自分が演じたのは、大変なことに巻き込まれていくゲームクリエイターの役。とにかく今回はやりきりました。どんどん壊れていくので楽しみにしてください」とまず挨拶。撮影中、アドリブが飛び交ったことにも触れ、「遊べる部分が多くて楽しかった。コメディは挑戦したかったジャンル。いい大人が全力でふざけるとこういう映画ができるんだ、と思って観てほしい」と出来上がりに満足な様子。
共演の須賀が「自分が演じたのは30代のダメ男。この4人だからこそ生まれる発想が楽しかった。いい意味で突き抜けた映画です」と語ると、佐藤も「とても楽しい現場だった。その楽しさが皆さんにも伝わるといいです」と挨拶。松田監督は、「各キャストにキャラが見事にはまりました。今回は等身大の男の姿を描きたかったので、基本は皆さんに任せて役をつくってもらって自由に演じてもらい、撮れたものに手を加えていくというアプローチを試みました。バカバカしい話ですが、みんなが真剣に取り組んでいるので見応えがあります」と作品をアピールした。
互いに手探りだったキャストが一気に打ち解けたのが、クランクイン2日目に撮影された銭湯シーンだったことに話が及ぶと、高野が佐藤の前張りをつくってあげたエピソードなどを披露。観客からは笑いが溢れ、会場は終始和やかな雰囲気。まさに裸の付き合いで過ごした楽しい撮影現場を彷彿させるような舞台挨拶となった。

『パーティは銭湯から始まる』は、誕生日であるうるう年の2月29日に、仲間とともに銭湯で合コンの作戦会議をする花島が主人公。結果はあえなく惨敗、しかし意識を失ってふと気がつくと元の銭湯に逆戻り。何故かそんなループを繰り返す花島の身に起こるエピソードを描いたタイムスリップ・ラブコメディ。共演は他にドコモのCMで注目の波瑠、宮川一朗太、斎藤洋介など。