日本の韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』から約10年、ユン・ソクホ監督がチャン・グンソクとユナ(少女時代)という日本でも爆発的な人気を誇るふたりを主演にした話題の最新ドラマ『ラブレイン』が現在フジテレビにてオンエア中です。
この度は、『ラブレイン』のDVD&ブルーレイ完全版の8月24日(金)からの発売を記念して、韓国からユン・ソクホ監督を迎えてのトークイベントつき『ラブレイン』第一話の試写会を下記のとおり行いました。

日時/8月1日(水)  16:30〜17:00  会場/スペースFS汐留

韓国を代表するヒットメイカーであるユン・ソクホ監督(55歳)自らの解説つき試写会ということで、早い時間から女性を中心とする多くの韓国ドラマファンが会場に詰めかけて下さいました。客席からは監督自身に恋の質問も飛び出し、終始和やかなトークイベントとなりました。

★ユン・ソクホ監督の談話★
『秋の童話』『夏の香り』『冬のソナタ』『春のワルツ』の四季シリーズを撮り終えた後に、次にどんなドラマを撮ろうかと悩みました。私自身は、 『冬ソナ』以前からこのようなスタイルのドラマが好きなので、雨のような愛のように、人の心に届く作品を撮りたいと思いこの『ラブレイン』を撮りました。実際に私自身も昔、図書館の前で好きな人と相合傘をしたという思い出がありました。多くの人が好きな人と一つの傘に入った記憶があるのではないでしょうか? 愛と雨はいろいろな関連性があると思いますので、皆さんの共感を得られるのではないかと思います。

チャン・グンソクさんと少女時代のユナさんを起用したのは、このドラマでは一人二役として70年代と現代というふたつの時代を生きるのでとても演技力が要求されることと、私のドラマの中ではイメージを伝えるために音楽もとても重要ですので、そのイメージを表現できるという、このふたつを満たす人として真っ先にチャン・グンソクさんとユナさんが浮かびました。一般的にドラマの監督が第一候補に考えている人をキャスティングできることは非常に稀ですが、今回はまずチャン・グンソクさんがOKしてくれて、ユナさんもOKしてくれたので、非常に良い状態で撮影に入ることができました。

普段のチャン・グンソクさんはライブなどで見られるようにエネルギッシュで自由奔放なイメージ通りの人であり、非常に感覚的でこちらの要求以上のものを返してくれる、まさに俳優として天賦の才能をもったすごい人です。ユナさんはボーイッシュで大きな声で笑う闊達な性格なので、現代版のハナを非常に上手に演じるだろうと思いました。それに女性らしさもあってスタッフに対する優しさや気配りがあったので、チャン・グンソクが盛り上げユナが気遣うという、とても雰囲気の良い現場でした。
『ラブレイン』は、今でも僕が思い入れをもっている1970年代というアナログの時代を探し出す面白さや『冬のソナタ』や『秋の童話』に類似したシーンを探し出す面白さもあると思います。ドラマは現実とは違ってファンタジーや夢が織り込まれていると思います。ぜひ皆さんにも、このドラマを通じて甘い夢を見ていただければと思います。

──今回日本で発売される『ラブレイン』のDVDやブルーレイは、韓国での放送終了後に監督自らが再編集し、新たに色補正も行ったことでさらに美しい作品として仕上がっている。ユン・ソクホ監督ならではの細やかな感性と、まるで水彩画を思わせるようなやわらかなタッチの映像美を通して、時代を超えてつながっていく“運命的な愛”を描くことに挑んだ『ラブレイン』は、テレビ放送版より1話多い、世界初の21話となる完全版DVD&ブルーレイとして発売される。

■ セル DVD&ブルーレイBOX ■

8月24日(金)BOX1 (本編ディスク2枚+特 典ディスク1枚)
DVD:\7,980[税込] BD:\10,080[税込] ※BOX1のみ特別価格
9月14日(金)BOX2 (本編ディスク4枚+特典ディスク1枚)
DVD:\15,960[税込] BD:\20,160[税込]
10月2日(火)BOX3 (本編ディスク4枚+特典ディスク1枚)
DVD:\15,960[税込] BD:\20,160[税込]