この度、9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショーとなります大ヒット<ボーン>シリーズ最新作『ボーン・レガシー』で主人公アーロン・クロスを演じたジェレミー・レナーが初来日し、完成披露試写会に登壇いたしました。

ジェレミー・レナーが舞台に現れると、歓声と大きな拍手が巻き起こり、無数のフラッシュがたかれる中、彼は満面の笑みで手を振り、応えていました。
写真撮影の際は、わざと後ろ向きになってポーズをとるなどお茶目な一面をみせ会場の笑いを誘っていました。

またサプライズゲストとして、主人公アーロン・クロスとともに命を狙われ彼と運命を共にする医師マルタの日本語吹替版を演じる松雪泰子さんが登場し、映画の見所などを語っていただきました。

■日時:8月2日(木)
■場所:TOHO シネマズ六本木ヒルズ スクリーン7(港区六本木6-10-2 けやき坂コンプレックス内)
■登壇者:ジェレミー・レナー  サプライズゲスト:松雪泰子

MC:今回が初来日ですが、日本の皆さんにご挨拶をお願いします。

ジェレミー・レナー:ミナサン、コンバンハ。ボクハ、ジェレミー・レナーデス。
キョウハ、キテクレテアリガトウ!エイガヲタノシンデクダサイ!(※全て日本語)
今日、ここに来れて嬉しいし、光栄に思っています。(※英語)

MC:世界的大ヒットシリーズの主演に抜擢されていかがでしたか。

ジェレミー・レナー:とてもエキサイティングです!

MC:プレッシャーはありませんでしたか。

ジェレミ・レナー:プレッシャーを感じていたのは、たぶん僕より脚本と監督をつとめたトニー・ギルロイだと思うよ。本作はシリーズ過去3作あったし、最新作をどんなものにするか大変だったと思うから。僕の場合は、かなりハードなアクションがあったから、肉体を鍛えておかなければならなかったということです。

MC:アーロン・クロスはどんな人物ですか。

ジェレミー・レナー:それを言っちゃうとつまらないから、映画を見て確かめてもらいたいな。
ただジェイソン・ボーンと共通項はあるけど、大きく異なる部分もあるんだ。
まずアーロン・クロスは自分が誰なのか知っている点。それからジェイソン・ボーンは<トレッドストーン計画>で、アーロン・クロスは<アウトカム計画>という全く違うプログラムなんだ。『ボーン・レガシー』ではさらに陰謀は大きく、ボーンの世界も広がっていると思うよ!

MC:初めての来日ですが、日本は印象はどうですか。

ジェレミー・レナー:時間がなくてまだ外に出ていないんだ。
昨日の夜に着いて、見たものといえば空港とホテルの部屋、映画館、それから自分のまぶたの内側くらいだよ!(笑)
でも今夜は夜の街にくり出したいな。

MC:どこに行ってみたいですか。

ジェレミー・レナー:実は日本庭園が大好きで、自分の家にも日本庭園のようなものがあるんだ。
だから日本庭園とかに行ってみたいな。あとカラオケバーにも!(笑)

MC:本日は、サプライズゲストをお招きしております。
主人公アーロン・クロスとともに命を狙われ彼と運命を共にする医師マルタの日本語吹替版を演じる松雪泰子さんです。
それでは、一言ご挨拶をお願いします。

松雪:こんばんは。松雪泰子です。今回医者のマルタ役の吹替えをやらせいただくことになりました。
ハリウッド映画の吹替えをする機会はあまりないので、緊張しています!

MC:今日実際に会われて、お互いの印象は?

松雪:とても素敵でドキドキしています!映画の中では、クールで格好良いですがご本人はもっと素敵ですね。

ジェレミー・レナー:美し過ぎて、声だけの出演はもったいないですね!本当に綺麗です!

MC:松雪さんは、オスカー女優レイチェル・ワイズと同じく演技派で実力のある女優さんであり、マルタという美しく知的な医師のイメージにぴったりという事で、今回のキャスティングが実現しました。
松雪さんにとって実写の吹替えは初めてという事ですが、チャレンジを決意した決めてはなんですか。

松雪:声だけで表現することは大変難しいことですが、だからこそあえて挑戦したいと思ったからです。

MC:ジェレミーさんにお尋ねします。今回はジェイソン・ボーンを超える最強の暗殺者を演じたわけですが、ボーン以上のキレのある動きを得るために、どのようなトレーニングを行なったんですか。

ジェレミー・レナー:幸いにも『ボーン・レガシー』に出演する前の作品『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、『アベンジャーズ』全てがアクション作品だったので、トレーニングもしたので準備する作品となりました。
実は『アベンジャーズ』の撮影が終わってから『ボーン・レガシー』の撮影に入るまで3週間しかなくて、普通なら準備期間が足りないんだけど、毎日戦っていたので大丈夫でした。(笑)
この仕事において体を鍛えておくことは本当に大事だったんです。
<ボーン>シリーズではリアルな格闘に定評はあるので、ごまかしがきかないんだ。
だから僕も鍛えてそれだけのことを出来るように準備したんだ。

MC:激しいスタントもご自身でこなされたと聞きます。
特に苦労したシーンなどはありますか。

ジェレミー・レナー:毎日が本当に大変でした。
切れが良く、素早い動きが要求されましたしね。バイクのチェイシングシーンはとっても大事なシークエンスだったから大変でした。
格闘シーンは、スタントマンと戦うんだけど、その相手次第という部分があるんだ。
例えばダンスを踊っているような感じかな。マルタを演じるレイチェル・ワイズと親密なシーンがあるんだけど、それもやっぱり相手次第というところだあるんだ。
でもレイチェルのような素晴らしい女優さんと演じることは、とっても楽でした。

MC:そんなアーロン・クロスと共にマルタは逃亡するわけですが、
松雪さんから見て、アーロンのような男性は魅力的ですか。

松雪:まずは強さですよね。でも精神的な強さがより魅了的でした!

MC:もし『ボーン・レガシー』の続編が制作され、
今度は吹替えではなく出演者として松雪さんにオファーが来たら、どんな役がいいですか。

松雪:言ってしまっても良いんですか!私はアクションがとても好きなので、
アーロン・クロスを狙う最強の刺客をやってみたいですね!

ジェレミー・レナー:僕も大賛成だよ!彼女にだったらボコボコにされてもいいかな。(笑)

MC:それではこれから映画をご覧になる皆さんにそれぞれメッセージをお願いします。

ジェレミー・レナー:今日は来てくてれ本当にありがとう!
『ボーン・レガシー』の代表として日本に来られて嬉しいです。是非、映画を楽しんで下さい。

松雪:アクションも素晴らしいですが、主人公アーロン・クロスやマルタなどのそれぞれのキャラクターの造詣の深さも見所です。是非、映画を楽しんで下さい!