9月8日(土)日本公開が決定した、台湾映画界の常識を破る、台湾初のアクションエンタテインメント作『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode1』。 大都市ハーバー・シティを舞台に、型破りな熱血刑事と人情に篤いお調子者のチンピラがコンビを組んで、巨大な陰謀に立ち向かっていく。そんな手に汗握る展開が繰り広げられる本作の日本語吹き替えに中尾明慶さんと寺脇康文さんが決定!
7月10日(火)にアフレコ取材を実施しました。

“日本で一番熱い男”中尾明慶さんは、濃いグレーのTシャツにベストとラフな服装、髪型も短く立てて、まさに外見から演じた主人公の「インション」そのもの。そして“人情味あふれる”寺脇康文さんは、薄いブルーのジャケットに白いシャツ、ジーンズとさわやかな服装で登場。集まったマスコミの前でアフレコを披露しました。意外にもこれが初の実写吹き替えだというお二人、監督からの厳しい演技指導に真剣な表情で挑戦!本作の見どころでもあるカーアクションシーンなど、気の合ったアフレコぶりを披露しました。

 その後、アフレコの印象を聞かれた寺脇さんは「自分の芝居ではないものにセリフをのせるのは難しいですね。思っている以上、2、3倍はオーバーにやったほうが良いということを知りました」と答えると、一方の中尾さんは「初めてだったので、本当に難しかった。結局10時間以上かかりました」。すると寺脇さんが「僕は後から現場に行ったのですが、中尾くんは疲れ切っていて…あ”〜って感じで」という情けない顔真似を披露し、思わずマスコミ陣と中尾さんが笑ってしまう一幕も。

また、お互いの印象を聞かれ「本当にまっすぐな熱い男だよ」と寺脇さんが答えた後、照れながら中尾さんが「素晴らしい先輩です、本当に現場で助けてもらって勉強になりました」と返すと、寺脇さんは「でもアフレコの時の顔は」とまたまた中尾さんの顔真似を披露。「本当に大変だったんですよ、サンダルで行ったんですけど、もう最後は裸足でした。服も全部脱ぎたくなるぐらいでした!もう二度とやりたくないです(笑)」と話しつつ、その表情からは、やり遂げた達成感も感じられました。 

最後にこの映画の見どころを聞かれると、寺脇さんは「こういう映画が好きなんです。とにかく全編クライマックス。まさにジェットコースタームービー!」と答え、中尾さんも「見終わった後スカッとする映画です!」と二人声をそろえて熱くアピール。相棒役を演じたお二人の雰囲気の良さと、最後まで笑いの絶えない、アフレコ取材となりました。