どん底な状態である三姉妹が“再出発”を図るまでを赤裸々に写し出した本作は、公開期間中に(三姉妹に限らず)女性3名で来場すると、当日1000円でご覧になれるキャンペーンを実施するなど、より多くの女性(特にアラフォー、アラサー)の方々にも、ぜひご覧いただきたい女性讃歌映画です。
この度、公開に先立ち、7月6日に【女性限定試写会】を開催いたしました。
上映前には小林政広監督による舞台挨拶が行われ、公開に向けてのコメントをいただきました。

小林監督コメント
今日は来ていただいてありがとうございます。いつも僕の映画は男性が出てくることが多いのですが、今回は女性3人しか出てこない作品ということもあり公開前に女性の方に見ていただいてどう思われるのか楽しみでもあります。今日は是非楽しんでいって下さい。この映画は震災のちょうど五ヶ月後の8月11日に気仙沼市で花火大会があったんですがその前後で撮影をしたんですが、舞台になっているのは気仙沼市のはずれの「唐桑」という場所です。そこには僕が終の棲家にしようと買った家がありまして、そこに初めて行って過ごした時にここを舞台にした脚本を書いたのがこの「ギリギリの女たち」なんです。だから元になったシナリオ自体は5年前に出来上がったものです。震災後で映画撮影など後ろめたい気持ちはあったんですが、現地の人たちにこういう時だからこそがんばって欲しいという応援を頂き完成した作品です。35分ワンカットなどなかなか普段皆さんが観ないような作品ですが、是非女性の皆さんに楽しんでいただきたい作品です。ありがとうございました。