6/9に公開する映画『シグナル〜月曜日のルカ〜』では、映画初出演初主演を努めた三根梓さんがミステリアスな映写技師:杉本ルカ役を熱演しています。
そこで、映画の役柄にちなみ、映画の公開劇場でもあり、日本一の動員を誇る新宿ピカデリーにて、三根梓さんと谷口正晃監督が、一日支配人を務め、場内アナウンスや、チケットのもぎりなどを行いまいた。

【日程】 5月14日(月)  
【場所】 新宿ピカデリー(新宿区新宿3-15-15)
【登壇者】 三根梓さん、谷口正晃監督
(囲み取材時:新宿ピカデリー・伊地知支配人)

<支配人業務体験>(①館内アナウンス ②チケットもぎり)
新宿ピカデリー3Fのロビーにて、本日新宿ピカデリーにて一日支配人を務める三根梓さんが館内アナウンス業務を体験しました。途中緊張からか詰まってしまう所もありながらも、伊地知支配人からは「スタッフよりもしっかりと声が出ていて素晴らしかった。」と褒められるほどにしっかりと館内アナウンス業務をこなしていました。またアナウンス業務後は、入場されるお客様のチケットもぎりの業務も体験し、「緊張で手が震えてうまくチケットをもぎれなかったりしましたが、お客様と直接触れ合えたのが凄く新鮮で嬉しかったです。」と笑顔で話してくれた。映画でも初演技で、初主演となった三根梓さんは、一度もアルバイトの経験がないそうで、今回のイベントでも初尽くしの体験になりました。

<囲み取材>
Q映画では映写技師の役をやられておりますが、いかがでしたか?
三根さん:撮影前に熟練の映写技師に弟子入りしました。映写機が大きく手順も複雑で、最初は出来るか不安でしたが、熱心に教えていただいて、一人で映写が出来るようになったときは凄く嬉しかったです。

Q映写技師として一番難しかったのは何でしょうか?
三根さん:映写の手順を覚えるのが終わりではなくて、熟練の映写技師の役なので、プロとしての手付きを身に付けるのが凄く難しくて時間がかかりました。

Q初めて映画館で見た作品は何でしょうか?
三根さん:凄く小さいときに「ドラえもん」が好きで見に行っていたのを覚えています。
監督:やっぱり怪獣映画の「ゴジラ」ですかね。自分から観たいといって劇場に行ったのは「燃えよドラゴン」ですね。

Q伊地知支配人より、三根さんの本日の支配人業務に点数をつけるとしたら何点ですか?
伊地知支配人:点数よりなにより、お客様を迎えるときの笑顔が接客には大事なのですが、それが自然に出ていたのでびっくりしました。一日とは言わず何日も支配人をやっていただきたいです。
三根さん:まわりの人に顔が引きつっているって言われていたので、そのように言って頂けて凄く嬉しいです。

Q映画初主演、初出演ですが、いかがでしたか。
三根さん:初めてのことばかりでプレッシャーが凄くありましたが、自分の夢だったので、何も分らないけど下手なりにやってみようと思って体当たりで挑戦しました。監督やスタッフ、共演者の皆さんの支えが凄く暖かく、たくさんの人の支えがあってやり切れたと思います。
監督:ほんとに真っ白の新人さんなので、ありったけのものを出し切っていただけるかしかないと思っていたので、カメラの前でありのままの感情を出せるかが大事だったのですが、色々と辛い思いもあったでしょうが、一人の女優として最後はしっかりと感情を出してくれました。完成した作品には凄く自信をもっております。

Q西島さん、高良さんと共演された感想は?
三根さん:初め凄く緊張していて、目も合わせられず、うまく話せなかったんです。芝居ではルカ(三根)が恵介(西島)を引っ張って行かないといけない役だったので、それではダメだと思って「今から敬語は禁止」とか「ちゃんと目をみて話してね」と凄く引っ張っていただいて、頼れる先輩という印象が西島さんにはあります。高良さんは同じ九州出身なので、地元の話をして緊張をほぐしてくれようとしてくれたのが印象に残っています。また、演技についての相談には「ちゃんと気持ちで演じれば大丈夫だよ」というアドバイスを頂いたのが印象に残っています。

Q将来どんな女優になりたいですか?
三根さん:先輩の田中麗奈さんのような凛としていて堂々としていて、そこにいるだけでオーラを感じる女性になりたいと思っています。女優としては、すぐに映画の中の世界に連れて行っていくような、見ている人の心を動かせるような女優になりたいです。

Q三根さんの役や映画の見所を教えて下さい?
三根さん:ルカはある事件をきっかけに3年間映画館から出られなく無ってしまうのですが、いろんな人のやさしさにふれて、徐々に心を開いていき、最後には自分の過去を乗り越える成長期でもあり、ひと夏の恋が描かれた初恋の甘酸っぱさを思い出させてくれるようね恋愛映画でもあり、凄く心の温まる作品になっています。