この度、5/12(土)の公開に先駆けまして、映画『フェイシズ』の公開記念イベントが行われました。
本作は、ミラ・ジョヴォヴィッチの主演最新作で、彼女が今回挑むのは連続殺人を目撃した、平凡な小学校教師アンナ。事件がきっかけで、実在する脳障害の一種である“相貌失認(そうぼうしつにん)”という顔が判別できなくなる状態に陥った上、犯人に命を狙われるという役どころで、いつものアクションは封印。自分の顔さえわからない、究極の不安状態を疑似体験させる本格的なシチュエーションサスペンスとなっております!
そして今回、そんな極限状態をご来場のお客様に体験して頂くためにお招きしたのが、ミラ・ジョヴォヴィッチを彷彿とさせるスレンダー美女!何と!その正体は、女装した芸人・ヒロシ…実生活で「よく初対面と思われる」「その場にいても認識されない」など、まるでこの作品さながらの経験をしている彼が本作のオフィシャルサポーターとして、“相手が誰だかわからない怖さ”を再現するため、本格的な女装に初挑戦し、ゲスト当てクイズに登場。そうとは知らない一般客は、どよめき混じりの歓声でグラマラスな胸を強調しながら終始無言の彼(彼女?)を迎えた。女装のお披露目後本来の姿で再度登壇したヒロシは映画とともに僕の顔も覚えて帰ってくださいと、得意の自虐ネタで観客・マスコミともに大爆笑のイベントとなりました。

≪日  時≫ 4月27日(金) 18:30〜
≪場  所≫ ヒューマントラストシネマ渋谷 (渋谷区渋谷1-23-16 ココチビル7・8F)
≪登壇者≫ ヒロシ(40)

ヒロシです。1日過ごして、万歩計が27歩でした。ヒロシです…ヒロシです…ヒロシです…

女装を解いても僕のことを知らない人がいるんじゃないかとヒヤヒヤしていました。覚えていてくださいましたか?人前に出るのが久しぶりなものでね(笑)女装の趣味はないですし、今回がまったく初めてです。女性は大変ですね。普段あんなことをやられているんですね。逆に女性は卑怯ですね。1時間ほど絵をかくみたいに(メイク)してましたけど。僕だってわかった方は3人だけなんですね。僕の女装はいかがでしたか?男性の方はちょっと抱きたいなとか…彼女や奥さんの前では言えないですよね。自分自身割と魅力的な女性だなと思いましたけど。女性に生まれ変わった方がモテるんじゃないかと思います。こんな一発屋なんて言われてバカにされることもなかったでしょうし。生まれかわれるならヒロシ以外の誰でもいいです!相貌失認はお父さんもお母さんも、身内の顔さえ認識できず初対面に感じるすごく怖い病気ですよね。この映画を観て日本中が僕に対してこの病気なのかなと。僕のこと忘れてたでしょ?大丈夫ですよね?覚えてますよね?この映画の主人公は顔が判別できない状態で誰かに命を狙われるんですけど、誰に追われているのかわからないのも本作の魅力の1つですね。(写真撮影の際に)フィルム代もったいないですね、すみません。(笑顔をくださいと言われて)なかなか笑えませんよ、僕の人生。なんにもいいことないんだもん。

(オフィシャルサポーターに任命されましたが)僕で大丈夫なんでしょうか、逆に。どこに告知すれば良いですか。ほとんどテレビに出ることはないですけれども。あんまり世間への影響力はないですよ(笑)映画『フェイシズ』もですが、「ヒロシ」もぜひお願いいたします!この映画とともに僕のことも思い出してください!!