本日4月23日(月)19:00から韓国文化院にて『道〜白磁の人〜』プレミア試写会が開催、満員の会場では高橋伴明監督、主演の吉沢悠、韓国から来日しているぺ・スビンが登壇、サプライズゲストとしてピアニストのハクエイ・キムが自ら手掛けたエンディングテーマを演奏した。

途中、イ・ビョンホンからのサプライズビデオメッセージが流れると、会場ではどよめきが起こり、

「吉沢さん、僕の大事なぺ・スビンを宜しくご指導ください。」というイ・ビョンホンのコメントには
吉沢さんも「ご指導なんて、とんでもない。ぺ・スビンさんとは親友としてこれからも仲良くさせてください。」とコメントを出した。

上映中に行われた記者取材で、記者からの「吉沢さんとぺ・スビンさんを配役された理由」を聞かれた高橋伴明監督が、「イ・チョンリム役をイ・ビョンホンにしようかぺ・スビンにしようか迷ったが、ぺ・スビンを選んで良かった」とコメント、記者からの笑いを誘った。また吉沢さんを起用した理由については「いい意味で色のついていない吉沢さんが、浅川巧という実在の人物を彼なりに演じてもらえるようにしたかった」と述べた。

また、高橋伴明監督は「韓国では、監督という職業がとても尊敬されているが、一方では若手の監督が次々と台頭する韓国では、私のような老人の監督はほとんどいない。こんな老人監督を、吉沢さんとぺ・スビンさんはとても大事に扱ってくれて、感謝している。」とコメント。ぺ・スビンは「高橋伴明監督は、全てに対してとても開かれた考えを持っているので、この作品を通して高橋監督や吉沢さん、日本の方々に出会えて感謝している」と述べた。
また、ぺ・スビンは「僕達の進むべき道はどの道なのか、この映画をきっかけに自分自身が考えることができた」と締めくくった。