大切な人に想いを伝え、絆をつなぐ家族の愛を描いた映画『ももへの手紙』。
先日行われた第15回ニューヨーク国際児童映画祭では、【日本初のグランプリを受賞】するという快挙を成し遂げ、 国内外から高い評価を得ている本作品ですが、4/21(土)公開に先駆け、多くの苦難を家族の愛と絆で乗り越えた船越英一郎さんをはじめ、ホリプロ社員家族を招いて、特別試写会を実施いたしました。

本作品で主人公・ももの声を担当した美山加恋さんが、過去、二時間ドラマのシリーズで娘役を長く演じ普段から「お父さん」と呼んでいる 船越英一郎さんが映画を鑑賞!!作品上映後に”娘への想い“”父への想い”という視点で二人の囲み取材を行いました。

日 程: 4月1日(日) 15:00〜
出席者: 船越英一郎 、 美山加恋 
会 場: スペース FS 汐留 (港区東新橋1-1-16汐留FSビル3F)

作品鑑賞後、取材に集まった報道陣を前に本作の感想を語った船越さん。「日本中の人たちに観てもらいたい作品です。東日本大震災後、苦しいことや悲しいことが多く、たくさんの別れを経験された方々がいると思います。それでなくても、生きていくうえでは、つらい経験を乗り越えていかなければいけませんが、そんな時に観てもらえると、ちょっと背中を押してもらえるはずです。」と本作を大絶賛!!

本作では家族の絆がテーマに描かれていますが、記者から、船越さん自身、ご両親から受け継いだ思いはありますか?と聞かれると「両親からの言葉はいつになっても色あせないものですね。自分はずっと感謝することを忘れるな、例えそれが悪いことでも感謝しろ!!そうすれば、ちょっと素敵な人生をおくれるはずだから。と言われて育ってきました。その思いは今でも決して忘れないし、自分の息子や家族にも受け継いでいきたい。」とコメントし、本作のテーマでもある絆・思いについて熱く語りました。

また、「美山さんは本当に素晴らしかった!彼女のことは小さいときから知っているので感慨深いです…。今回この作品があったことで彼女と再会でき、絆がより強くなったと感じました。」と子役時代から知っている美山さんへの思いを感慨深けに話している船越さんのお話を受け、美山さんは「船越さんは、本当のお父さん以上にお父さんみたい。今でも時々お父さんって言ってしまうんです。」と二人の長年の絆をアピールしました。

終始、本作の素晴らしさを熱く語っていた船越さんですが、報道陣から、出演はされていないんですよね?という突っ込みを受けると、「俺が出ていないのはおかしい!!」と憤慨して、笑いを誘う場面も。

最後に、船越さんから「映画館で、子供たちの笑い声に囲まれて観ることで、大人になって忘れてしまった気持ちを思い出せると思います。是非、家族のみんなで観に来ていただきたい!!」と映画館ならではの本作の楽しみ方を伝授。美山さんも「この作品を通して母親に伝えられなかった気持ちを伝えることができました。」と本作撮影後のエピソードを語り、家族の愛と絆の大切さが詰まった素敵な作品だとアピールしました。