3月23日に「大日本人」「しんぼる」「さや侍」が特集上映される映画の殿堂「シネマテーク・フランセーズ」に3月6日に表敬訪問した松本人志監督が、
ヨーロッパ最大のアジア映画の祭典「第14回ドーヴィルアジア国際映画祭」メインコンペティション部門に正式招待された「さや侍」の舞台挨拶を3月8日(日本時間:3月9日4:00)行いました。

シネマテーク・フランセーズに訪問翌日の3月7日、パリでの短い滞在期間の中、現地の有力なメディア10社の取材を立て続けに受けた松本監督は、その足でパリ北西のドーヴィル市へ移動。
3月8日も早朝より、現地メディア取材を2社受け、そのまま舞台挨拶に臨みました。

「さや侍」が上映されるCIDホールに埋まった客席1500名の観客の拍手の中、登壇した松本監督と大?洋吉本興業株式会社代表取締役社長は、緊張の様子。

司会に挨拶を促されると、松本監督は、
ピュターン ジャドー フランス   (くそ!フランスが好きすぎる!)
ピュターン ジャドー カマンベール(くそ!カマンベールが好きすぎる!)
ピュターン ジャドー ジャン・ピエール・ペルツ (くそ!ジャン・ピエール・ペルツが好きすぎる!)
※ジャン・ピエール・ペルツはフランスで人気の司会者でフランスのみのもんたさん的な存在
ピュターン ジャドー ミレイユ・マチュー(くそ!ミレイユ・マチューが好きすぎる!)
※ミレイユ・マチューはフランスで一世を風靡したアイドルでフランスの天地真理さん的な存在
メルシー ボクー (どうもありがとう)

とフランス語で挨拶。フランスの現地ネタを入れた舞台挨拶に満員の観客からは笑いが溢れていました。
また大?洋社長からも
「こんな変な舞台挨拶をする監督は大丈夫ですかね?」と問いかけると客席から笑いが起こるなど、温かい雰囲気に包まれた舞台挨拶でした。

舞台挨拶終了後、囲み取材に応じた松本監督は、緊張が緩み、ホッとした様子。
今回の舞台挨拶の出来はいかがでしたか?の質問に対して
「カマンベールのところで、(少し観客の反応が悪く)30点ぐらいになってしまいましたが、(100点満点中)75点ぐらいかな。この舞台挨拶のパターンがあれば、色々な海外の映画祭で使えますね。」
「ヨーロッパの人は映画に温かいので、(シネマテーク・フランセーズ特集上映やフランス一般公開など)フランスが楽しみですね」とコメント。

3月23日の「シネマテーク・フランセーズ」での特集上映や5月9日から邦画としては大規模な15館での一般公開も決定し、フランスを皮切りに世界での松本監督の評価がさらに、高まっております。