本作は、震災の影響で市域の86%が液状化被害を受けてしまった千葉県浦安市を舞台に、バラバラだった家族が音楽を通して再生していく様子が描かれます。主演は、先ごろ倉本聰の新ドラマ『學』で學役に大抜擢された。姉役には、日経トレンディが選ぶ2011年「今年の顔」に選ばれた大注目の新進女優 剛力彩芽。ほか、両親役に細川茂樹、鶴田真由、祖母役に由紀さおりなど豪華キャスト陣が出演しています。
つきましては、本日12/17(土)、撮影地である浦安市のシネマイクスピアリにて先行公開初日の舞台挨拶を行いました! 12/16(金)に40歳を迎えたばかりの細川茂樹さんを、劇中で家族を演じた高杉真宙さん、剛力彩芽さん、鶴田真由さん、そして三村順一監督が、ご本人にはシークレットで細川さんのお誕生日をお祝い致しました!!
また、本日初回に行いました舞台挨拶では、剛力彩芽さんが満席の客席を見て感極まって号泣!!他のご登壇者もついウルウルとしてしまい、感動の舞台挨拶になりました。

【日時】 12月17日(土) 12:50〜13:20 ※上映前の舞台挨拶です
【場所】 シネマイクスピアリ 5番スクリーン (千葉県浦安市舞浜1
【ご登壇者】 高杉真宙(15)、剛力彩芽(19)、鶴田真由(41)、細川茂樹(40)、
三村順一監督、柳内光子エグゼクティブプロデューサー

【登壇コメント】
高杉真宙『初主演なので、緊張や失敗の連続でした。撮影をするまで、バイオリンを触るのも初めてだし、音譜もあまり読めなかったので楽器を頑張りました。「チャールダッシュ」と「白鳥」が好きな曲です。」
剛力彩芽『撮影が終わった所が一つのゴールと思っていましたが、ここからが新たなスタートだと今感じています。浦安の皆さんと作った、とても愛の詰まった映画です。この映画を通して愛を伝えられたらいいなと思っています。演奏のシーンはすごく素敵に仕上がっています。家族の絆で音楽がひとつになったのだと思います。』
鶴田真由『この作品は、不思議なめぐり合わせによって、追い風が吹いていて魔法がかかっているように感じます。何曲も名曲といわれる音楽が出てきて、マスターするのが本当に大変でした。でも、名曲の力を感じますし、映画を華やかにしていると思います。』
細川茂樹『今年は、家族のことについていろいろ考えさせられました。この作品を通して、家族というのは大事だなと改めて思いました。僕の隣にいる柳内エグゼクティブプロデューサーは、浦安商工会議所の会頭という偉い方なのですが、今回は映画にも出演されまして。すごく偉い方なんですよ、でもお芝居を始めたらとても緊張していて、可愛らしく見えました(笑)これからお客さんはご覧になるということで、是非笑ってください!』
三村順一監督『震災からの復旧復興、そして浦安市民の皆さんと作り上げました。浦安の街並みをうまく盛り込むことを意識して作りました』」
柳内光子E・P『浦安市民の絆をコンセプトにした映画です。約一年間かけて創り上げました。家族でご覧頂きたい作品です。』

●クリスマスの過ごし方、サンタクロースからもらいたいプレゼント
高杉真宙『僕は今、寮に住んでいるので、寮のみんなでクリスマスパーティーします!プレゼントは、今中学3年生で、高校受験がこれからあるので、知恵がもらえたらと思います(笑)』
剛力彩芽『クリスマスは家族や友達とホームパーティーしたいけど、多分マネージャーと過ごすと思います(笑)私は去年高校を卒業して、今年が社会人一年目なので、今年は私がサンタさんになろうかなと思っています!』
鶴田真由『サンタクロースからは…私はセリフ覚えが悪いので、アンキパンが欲しいです!』
細川茂樹『クリスマスは奥さんと過ごしたいですね。僕がサンタクロースに、「僕の奥さんにプレゼントあげてね」って言います』

●12月16日に40歳を迎えたばかりの細川茂樹さんにサプライズイベント!!
高杉真宙『お父さんお誕生日おめでとうございます。』
細川茂樹『(高杉と共に一歩前に出て肩を組む)良い親子でしょ!これからどんどん売り出します(笑)事務所は違うけど(笑)』

剛力彩芽『パパおめでとう!私が演じた美咲役は反抗期だったので、あまり仲が良くない設定ですが(笑)、細川さんとの共演、とても安心できました』
細川茂樹『世間は俺のことを家電野郎だと思っていると思うのでもっと言ってください(笑)』

鶴田真由『私も細川さんとの夫婦役、すごくやりやすかったです。本当の旦那さんだったとしても、うまく噛みあうかも?と思いました。とても自然に演技に入れました。』
細川茂樹「あまり女優さんからそんなことを言われないので、とても嬉しいです。ライバルがいるよと奥さんにいいますね(笑)」

●最後に父親役の細川茂樹さんからのメッセージ
細川茂樹『今年は本当に日本中が大変な年でしたが、何とかなるんじゃないか、何とかなると思ってやらなきゃいけないんじゃないか、なんて思いながら、この映画に取り組みました。本当に撮影中は震災の影響真っ只中で、撮影から帰るときは真っ暗な高速だったし、街中は静まりかえっていて。とても大きなショックがあったけど、一つのものを創り上げていくことっていいなと思いました。じっくり味わって、作品を見たあとは大事な家族のことを考えて欲しいです』