ブリュッセル、パリ、ロンドン3大都市を映画『タンタン』が大横断!
ヨーロッパからはじまるスピルバーグの新たなる冒険の幕開け!

10月22日、全世界で今一番注目をされているスティーヴン・スピルバーグ監督最新作『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』のワールド・プレミアがタンタンの生まれ故郷ベルギー・ブリュッセルで行われた。ベルギー王国史上初の映画のワールド・プレミア!そして、1929年からエルジェが作った国民的コミック「タンタンの冒険」シリーズのスピルバーグによる初3D映画化ということもありベルギーは国を挙げて映画版『タンタン』を大歓迎!市内には数え切れないタンタンのポスターが貼られ、ワールド・プレミアの前にはタンタン・マニアが集まりタンタンに登場するクラシック・カーのパレードが行われた。スピルバーグ、そしてタンタン役を演じたジェイミー・ベルらが参加したブリュッセルのワールド・プレミアは、ベルギー王室のアストリッド王女らも参加するなどまさにタンタン一色。世界50ヶ国、80の言語で翻訳され2億5000万部の人々に読まれているタンタンの映画化を国民で祝った一日となった。

約30カ国からジャーナリストが集まった記者会見に出席したスピルバーグは、「この映画をタンタンの発祥地であるベルギーで最初に披露することができることに誇りを感じている。新しいテクノロジーを駆使してこれを実現することができた。観客には素直に観て喜んでもらいたいね。『レイダース/失われたアーク』を作ったのがタンタンとの出会い。電話で映画化の話をしたとき、エルジェも『レイダース〜』が大好きだといってくれた。エルジェがこの作品を見たらきっと映画を気に入ってくれると思う。」と語った。

そしてその後、スピルバーグ御一行はブリュッセルとパリを結ぶ鉄道<タリス>のタンタン特別列車に乗り込み、そのまま同日夜、パリ・プレミアに参加。タンタンを‘冒険‘へと誘い出すユニコーン号の一部が装飾された劇場には作品の公開を待っていた約3000人の観客が集まり大熱狂。そして、23日にはロンドンでのプレミアが開催され、ブリュッセル、パリでは参加できなかったサッカリン役のダニエル・クレイグが登場!タンタン役のジェイミー・ベル、デュポン・デュポン役のサイモン・ペグ&ニック・フロスト、人気脚本家のスティーヴン・モファット、エドガー・ライト、ジョー・コーニッシュらの映画『タンタン』の製作に名を連ねるイギリスチームが大集合!映画の中でタンタンが乗っているインディアン・カーとスノーウィらしき犬も登場し、他のプレミアとは一味違う盛り上がりをみせた。
まさに大陸を横断し冒険する少年記者タンタンにふさわしいワールド・プレミアイベントで幕を開けた映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』。日本では12月1日の公開。

ヨーロッパのマスコミが一斉に大絶賛!

「ピーター・ジャクソンとスピルバーグのタッグは、3Dの可能性を絶妙に引き出すアクションシーンを作り出した。まるで生身の人間が演じているみたいだ」
(米Variety誌)

「アクション満載でゴージャス。スピルバーグは、エルジェが作り出した『タンタン』の世界を映像化できる唯一の監督だ!」
(英Empire誌 Online)

「たとえて言えば『ジュラシック・パーク』以来のファミリームービーの楽しさを持った傑作。今年公開された映画の中で、最も愉快で爽快な超大作だ」
(英Time Out London誌)

「魅惑的な冒険を伝えるため最先端の技術が使われているが、大事なのは技術が物語本来のおもしろさ損ねていないこと」
(米Entertainment Focus)

ヨーロッパでの10月26日からの公開を控え、ブリュッセル、パリ、ロンドン3都市でのワールド・プレミアが行われた『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』。ヨーロッパのメディアからは公開前にもかかわらず絶賛の声が次々と上がっています。公開の順番がヨーロッパ、日本(アジア)そしてアメリカと、アメリカ公開が最後という異例の公開形式をとる本作。原作の認知度100パーセントのヨーロッパからの人気の牽引に期待が高まります。
スピルバーグが30年をかけて映画化を実現するほど、虜になった「タンタン」シリーズ。全世界を虜にするのも時間の問題かもしれません。
『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』はヨーロッパでの絶賛を受けて、12月1日(土)日本公開、12月21日全米公開されます。