『返事はいらない』のゲストをお迎えし舞台挨拶が行なわれました。

■ 日時・場所 10月23日(日) 11:20〜 @TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン6
■ 登壇者 廣原 暁(監督)、佐藤貴広(俳優)、太田順子(女優)

Q:この作品は二週間くらい撮影を行ったそうですが、大変だったことはありましたか?
太田順子:佐藤さんと喧嘩をするシーンが出てくるんですが、監督がもっと強く佐藤さんを叩くようにと言うので、彼との仲が険悪にならないかと心配でした。
佐藤貴広:思いっきりお芝居をしてほしかったので、痛かったのですが、何も言いませんでした(笑)。

Q:リアルな演技が印象的な映画ですが、見どころは?
佐藤: 正直なところ、とても不思議な作品だと思います。その不思議の中に二人の人間模様が繊細に、そして心地よく描かれていると思います。僕の役のミケは自由奔放なキャラクターですが、もしかしたらイラッとくるかもしれません。でも、イラッと感じてもらえたなら僕自身が少しミケに近づけた事だと思うので嬉しいです。

Q: 監督から見て佐藤さんと太田さんの印象は?
廣原監督:タイプが違う俳優さんですね。太田さんはすごく素直で邪念がなく、動きがピュアで策略がない感じが好印象です。佐藤さんには細かく演技の指導をするよりも、相談を持ち掛けると、後で面白いものを持って来てくれるという楽しみがありました。映画自体はとてもシンプルな映画で楽しめると思います。